海江田万里のインスタグラム(kaiedabanri) - 3月27日 17時50分

衆参両院で行われた佐川元理財局長の証人喚問は「ひよっとして本当のことを話してくれるのでは…」との一縷の望みが見事に裏切られたものでした。
多くの国民が一番知りたい「何故・誰が文書の改ざんを行ったかのか？」という疑問については、全て「刑事訴追のおそれがあるのでコメントを差し控える」の一点張りでした。
佐川証人が多用した「コメントを控える」の発言を聞いて、私は違和感を覚えました。公文書改ざんは、その行為自体が刑事訴追の対象であると同時に民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源(公文書管理法第１条)を毀損するものです。佐川証人は、自身の発言ひとつひとつが証言として重みを持つことを理解していないのではないかと思われます。
何れにしろ、この問題は今日の証人喚問で終わりではなく、これからも国会が真相を究明しなければなりません。私が理事をつとめる衆議院財務金融委員会では、今週の金曜日に委員会を開き、財務大臣をはじめ財務省にこの問題に対する質疑を行う予定です。

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