<瀬戸本業窯に行ってきた!> ・ 先週の瀬戸出張の際に、瀬戸本業窯に行ってきました。前回2回の出張の際にも立ち寄ったのですが、休業日で残念ながらお休みだったので、3度目のチャレンジです。やっと開いていためっちゃ嬉しかったんです。 ・ 瀬戸本業窯は300年続く窯元で現在8代目。私は20代後半に骨董市にハマって全国の骨董市を回っては、自分にとってのお宝探しをよくしていたのですが、こちらの窯元のものではないかというものを所有していて、どうしても伺ってみたかったのです。 ・ 工房には、ギャラリーと資料館が併設されています。まずはさっと歴史を説明しますねと若い男性の方が、瀬戸本業窯の歴史を説明してくださいました。後でわかったのですが、この男性の方が8代目水野半次郎さん。「水野半次郎」という名前は1代目からずっと世襲されており、親が亡くなると、戸籍を抹消して名前を入れ替えるそうです。す、すごいです。 ・ 水野さんの話が面白すぎました。例えば4代目までは器が足りない時代で、作れば作るほど売れたこと。5代目の時に激しい戦火があり、空襲に耐えながら器を登り窯で焼いていたこと。6代目の戦後の時代には、瀬戸全体でオートメーション化が進み、機械化し量産に移行する窯元がどんどん増えていったこと。その中でも瀬戸本業窯は、昭和53年まで登り窯で器を焼き続けたこと。300年近く時代に合わせながらも、できるだけ同じスタイルで伝統を保ってきた水野家の歴史。ご本人から直に聞かせていただき大興奮の時間でした。 ・ 色々と質問を投げながらお話ししていると、いつの間にか2時間が経過していました。笑。途中から奥様とお母さんも出てきて、みんなで話す話す。自分のことは一つも話さなかったんですが、途中から水野さんにどうしてそんなに詳しいんだ?と問い詰められ、自白です。笑。長野県東御市でわざわざって店をやっていてと、今度は自分の話もたくさんしました。 ・ あんまり外でこれこれをやっていると言いたくなくて、必要にならないと言わないんですが、恥ずかしいのと、まぁ自分が何やってるかなんて、人様はどうでもいいだろうというのが基本スタンスで。今回の場合は仕事関係なく行ってますし。こうやって打ち解けてお互いに興味が出てきてのコミュニケーションはめっちゃ楽しかったです。別れる時に、名残惜しくなりました。また会いたいなという思いが募る2時間でした。 ・ 最後の方で水野さんと話していたのは、時代の流れでモノが確実に溢れ出している状況で、どうやってモノを作り続け生きていくことができるのか?でした。わざわざでもそれが悩みです。こうやってものづくりしている方々と話すたびに、伝統工芸を残したいという気持ちがむくむくと湧いてきますし、工業製品だって日本のものづくりの素晴らしさを伝えたいと思います。小売業者として、如何に現状を伝え売るべきか、はたまた売る以外の方法で伝えることができるのか? ・ 頭をもみくちゃにして考え続けたい課題です。水野さん、突然行ったにもかかわらず、本当に素晴らしい時間をありがとうございました!またお会いできる日を楽しみにしております! ・ あ、ちなみに自宅用に買ってきた黄瀬戸の器、サイコーです。毎日使ってたらもう貫入に染みが入ってきて、育てゲー入りました。あぁ、私はモノを育てて使うのがとっても好き。 ・ #mylife #瀬戸本業窯 #水野半次郎 #黄瀬戸

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ヒラハルのインスタグラム(wazawazapan) - 1月29日 12時21分


<瀬戸本業窯に行ってきた!>

先週の瀬戸出張の際に、瀬戸本業窯に行ってきました。前回2回の出張の際にも立ち寄ったのですが、休業日で残念ながらお休みだったので、3度目のチャレンジです。やっと開いていためっちゃ嬉しかったんです。

瀬戸本業窯は300年続く窯元で現在8代目。私は20代後半に骨董市にハマって全国の骨董市を回っては、自分にとってのお宝探しをよくしていたのですが、こちらの窯元のものではないかというものを所有していて、どうしても伺ってみたかったのです。

工房には、ギャラリーと資料館が併設されています。まずはさっと歴史を説明しますねと若い男性の方が、瀬戸本業窯の歴史を説明してくださいました。後でわかったのですが、この男性の方が8代目水野半次郎さん。「水野半次郎」という名前は1代目からずっと世襲されており、親が亡くなると、戸籍を抹消して名前を入れ替えるそうです。す、すごいです。

水野さんの話が面白すぎました。例えば4代目までは器が足りない時代で、作れば作るほど売れたこと。5代目の時に激しい戦火があり、空襲に耐えながら器を登り窯で焼いていたこと。6代目の戦後の時代には、瀬戸全体でオートメーション化が進み、機械化し量産に移行する窯元がどんどん増えていったこと。その中でも瀬戸本業窯は、昭和53年まで登り窯で器を焼き続けたこと。300年近く時代に合わせながらも、できるだけ同じスタイルで伝統を保ってきた水野家の歴史。ご本人から直に聞かせていただき大興奮の時間でした。

色々と質問を投げながらお話ししていると、いつの間にか2時間が経過していました。笑。途中から奥様とお母さんも出てきて、みんなで話す話す。自分のことは一つも話さなかったんですが、途中から水野さんにどうしてそんなに詳しいんだ?と問い詰められ、自白です。笑。長野県東御市でわざわざって店をやっていてと、今度は自分の話もたくさんしました。

あんまり外でこれこれをやっていると言いたくなくて、必要にならないと言わないんですが、恥ずかしいのと、まぁ自分が何やってるかなんて、人様はどうでもいいだろうというのが基本スタンスで。今回の場合は仕事関係なく行ってますし。こうやって打ち解けてお互いに興味が出てきてのコミュニケーションはめっちゃ楽しかったです。別れる時に、名残惜しくなりました。また会いたいなという思いが募る2時間でした。

最後の方で水野さんと話していたのは、時代の流れでモノが確実に溢れ出している状況で、どうやってモノを作り続け生きていくことができるのか?でした。わざわざでもそれが悩みです。こうやってものづくりしている方々と話すたびに、伝統工芸を残したいという気持ちがむくむくと湧いてきますし、工業製品だって日本のものづくりの素晴らしさを伝えたいと思います。小売業者として、如何に現状を伝え売るべきか、はたまた売る以外の方法で伝えることができるのか?

頭をもみくちゃにして考え続けたい課題です。水野さん、突然行ったにもかかわらず、本当に素晴らしい時間をありがとうございました!またお会いできる日を楽しみにしております!

あ、ちなみに自宅用に買ってきた黄瀬戸の器、サイコーです。毎日使ってたらもう貫入に染みが入ってきて、育てゲー入りました。あぁ、私はモノを育てて使うのがとっても好き。

#mylife #瀬戸本業窯 #水野半次郎 #黄瀬戸


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2018/1/29

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