西森洋一のインスタグラム(nishimori_monster) - 1月31日 20時56分
9/2の日記
鉄のアート作品を作る為に、また親父の工場へ行った。
今年で5回目ぐらいになる。
何やかんやで、、鉄を溶かして型に流し込む、鋳造という、製作分野にまで手を出している。
原価を安くする為、家で飲んだビールやコーヒーのアルミ缶を、コツコツ貯めて、工場の裏に置いていた。
アルミ缶を再利用して、思いのままの、削り出しでは出来ない作品を、作ろうと考えた。
アルミは、1,000度近くまで温度を上げないと、上手く型に流れ込まない。
溶解温度は700度ぐらいだが、それぐらい上げないと、サラッサラの塩ラーメンのスープの様には、ならない。
700度ちょいだと、天下一品になってしまう。
それ専用の、コークスという石炭みたいな燃料も用意した。
全て出揃った。 さぁやろか、と思ったら親父が話し掛けてきた。
「あの、工場の裏のアルミ缶は、お前のか?」
「そうやで、俺が、家から持ってきたやつやけど」
「そうなんか、、誰かが勝ってに、捨ててる思て、、捨てたで、、」
捨てられていた、、、軽く200缶以上はあったものを、捨てられていた。
工場の裏に、きっちりとアルミ缶だけ集めて、置いとく奴なんか、俺以外に、居るわけ無いというのに。
「いや、誰かが勝ってに、捨ててる思たんや」
と、親父。
「誰が捨てるん、そんな高価な物」
「わからん、、わからんから、材料屋さんに、売ったわ」
「なんぼになったん?」
「100円」
「100円? あんなけコツコツ貯めて100円?」
「向こうも、専門ちゃうからな。」
あれだけ何ヶ月も、コツコツ貯めたものを、100円にされていたという、事実。
受け止めにくい。 、
3か月ほど前、僕が工場でアルミ缶を溶かして、鋳造しようとして失敗しているところを、親父は確実に見ている、という事実。
アレを見ていて、何故、、、。
なぜ僕ではなく、見知らぬ人が捨てたと、おもったのか?
確実に見ていたはず。
そして、3か月前、
「アルミはもっと高い温度じゃ無いと、あかんぞ!」と、忠告してきたはず。 、
人間と話している気がしない。 でも、いつも通りの親父だ。
、
仕方なくトンファーを作った。
世界中探しても、、今日、仕方なくトンファーを作った奴なんて、俺しかいない。
お休みなさい。
、
、
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2017/1/31