SPURのインスタグラム(spurmagazine) - 3月9日 23時34分

幼い頃、両親に連れられてよくデパートに行きました。厳密に言うと、お買い物の目的はデパ地下。ハイブランドが集結する1階は、だいたい足早にスルーするのが常でしたが、エスカレーターに行き着くまでに必ず通り過ぎるのがプラダのお店でした。なので否が応でも外から目にするわけです。毎回ちらっと横目に見るショーウィンドウの靴やバッグは、幼い目にも美しいと思えました。
だからなのか分かりませんが、このブランドに対する憧れは今でも別格。近い将来、自分の中で何か満足のいく仕事を成し遂げた時に、思い切って買おうと心に決めています。問題はその時何を買うかなのですが、やっぱり思い焦がれるのは、アイコンのガレリアバッグ。端正なフォルムにあしらわれた逆三角形のロゴプレートは、もうそれだけで水戸黄門の紋所なみに、ハハァ〜と恐れ入ってしまいます。特に惚れ込んだのは、ミニサイズの春夏新色。どっちのカラーも大好きで困ります。こうして2つ並んでいるところをずっと眺めていたい気分。「プラダを着た悪魔」にはほど遠いですが、プラダを持った女になら近々なれるかも、と小さく夢を見ています。（編集H）

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