福田萌子のインスタグラム(moekofukuda) - 2月28日 11時27分
DREAM AS ONE?? 三菱商事が行っているパラスポーツ応援プロジェクトの『伴走セミナー』へ行って来ました。
盲目のランナーの方と二人三脚で走る伴走。
一歩前は崖と表現するほど目の自由がきかない世界は本当に恐怖です。
そんな中、このプロジェクトのアンバサダーをしている盲目ランナーの高橋優市さんはフルマラソンを2時間37分で走ります。
身体のポテンシャルは勿論、伴走者との信頼関係が出来ているからこそ出せるスピードですよね。
それでもレース中の給水ポイントで他のランナーと接触して倒れてしまう事もあるそう。
目で確認が出来ない分、視覚障がいを持った方は耳やそれ以外の五感が優れています。
人の気配や足音、自然の音に凄く敏感です。
無言が1番不安になると言われてハッとしました。
普段何気なく皇居ランをしたり、マラソン大会に出ている中で、ぶつかりそうになったらお互い避け合うものだと勝手に思い込んでいませんか?
私たちが少し視野を広げて、一言『右側を通ります』と声をかけるだけでどれ程安心を与えられるか。
セミナーではアイマスクをしてパートナーの腕を掴みながら歩くという体験をしました。
怖いという人がほとんどでしたけど、私はそれ程怖さを感じませんでした。
その理由は、体験会という中でみんながぶつからない様に慎重に、気を使いながら歩いているから。
あのまま街に出たら、きっと歩きスマホや歩き煙草をする人、自転車や風で飛んでくるゴミ、、、色んな事を想像して怖くて動けなくなってしまうと思います。
自分の普通があたり前だと思い込まずに、みんなが少しづつ視野を広げていけたら素敵ですね。
今回、お友達のFacebookのシェアで見つけたこの伴走セミナー。
伴走する事があるかはわからないけれど、自分の好きな『RUN』を通して障がいを持つ人の気持ちを学ぶ事が出来ると感じ、すぐに応募しました。
少しの知識があるだけで普段のランニング、日常生活で正しい思いやりが届けられる。
安心して一歩を踏み出してもらえるように、自分に出来ることから、寄り添っていけたら良いな。
お写真は、セミナーの講師で伴走歴30年の鈴木さんと。
素敵なお話有難うございました。
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2016/2/28