DABOのインスタグラム(fudatzkee) - 5月1日 22時41分
《チャウチャウ日記》by #DABO
ご好評いただいてるDeep Cover Vol.1、ご購入された皆様に感謝でございます!スタッフ一同跳ね回ってタンスに小指をぶつけまくっております。今時こういった企画は「ビートジャック」と呼ばれることが(ヒップホップ村では)多いのですが僕は本企画を敢えて「カバー」と呼んでいます。それは原曲のテーマに寄り添うことはもちろん、極限まで原曲のフローと韻を日本語で再構築しているからです。ターンテーブルをお持ちのかたはUSの原曲と僕のカバーを同時に流してみて下さい。ラップも歌も同じように流れて同じところで止まり呼吸してるはずです。もちろんこういったことは僕が始めたことではなく、昔から諸先輩方のイキなお遊びとして日本語ラップシーンには息づいていたものですが(マボロシ・回し蹴りのMURO氏など)自分はここまでやりきった作品を聴いたことは一度もないです。なぜか?なぜならこの作業はとてもややこしく遠回りで面倒くさいことだからです。かつ労力に比べて理解されることもビジネスに繋がることも少ない"物好きな遊び"であり、たまのお遊び程度で充分なものなのです、普通は。しかし自分はこの何も生まない遊びが大好きなタチでして。振り返れば"Tokyo Shit"や"Tokyo State Of Mind"など本企画のハシリとなったYouTube発表曲もありました。僕はこの「カバー」製作を一種のリハビリというかスパーリングというか強制ギプスというか、自分のラップ製作に於ける手癖を修正する手段としても捉えていて、自分の中からは出てこないフローであったりメロディといったものに自分の言葉をハメていくというこの作業は普段使わない頭を使うなかなかハードな脳のエクササイズなのです。つまり本作がビートジャックではなくカバーだと僕が言い切りたいのはどこまでいっても"原曲ありき"だからです。ビートをジャックして好き放題するのではなく、本作はビートとフローとメロディとテーマまでお借りして、その枠の中で違う言語のパズルを組み立てていく日本語の「カバー」なのです。そこまで借りておいてオリジナリティーはどこにある?そんな野暮なことは言わせない鬼の日本語ディテールは僕ならではの職人技かと。そしてそんな難しいことは置いといて楽しんでくれれば嬉しいです、てゆー。さてさてこれは今年の怒涛のリリースのまだほんの前戯ですので軽く濡らす程度でおダボのおダボはオアズケ。今からボコボコいろんなの出るんで他作品もチェックよろしくです!Deep Cover Vol.2も年内に出そうか考えています。次はどの世代縛りにしよっかなぁ。乞うご期待!
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2015/5/1