笠井信輔さんのインスタグラム写真 - (笠井信輔Instagram)「久しぶりに秋野暢子さんにお会いして、お仕事ご一緒にしました  2人でトークセッションを行ったのです  お互いに元気になってよかったねと言う。そんな挨拶から再会を喜びました  秋野さんは、食道がんステージ3  私は、血液がん(悪性リンパ腫)ステージ4  2人がその体験を語り合う講演イベントです  まず、私が45分間自らの体験を語らせていただきました  そして、次の45分は、秋野さん  そして、最後に、NHKの元アナウンサー水谷彰宏さんの進行で皆さんからの質問に答えると言う構成でした  実は、水谷さん、早稲田大学の同期なのです  OB会のイベントで、一緒になったこともあり、久しぶりの再会でした  秋野さんの話を聞いて、驚いたのは 抗がん剤治療を行ったけれども、あまり副作用を感じることがなく 入院生活も比較的快適だったと言う点でした  やっぱり副作用止めなどの薬が開発されていて、今は抗がん剤治療が乗り越えやすくなっているんだなと言うことを改めて実感しました  ですから、大量の抗がん剤治療で4ヶ月半も入院し、厳しい副作用を感じていた私の話を聞いて、秋野さん、とても驚いていました  「笠井さん大変だったのね、それに比べて、私なんても何でもないわ」  いや、そう言ったって大変だったはずです  私だって、4ヶ月半の間1度も嘔吐しないと言う、副作用止めが効いたので、かなり負担が軽減されていたのです  一方で、私が秋野さんのお話を聞いて、非常に驚いたのが  喉に違和感を感じて 「これはおかしい」と診てもらったら 「がんではありません」との診断だった  血液検査でも腫瘍マーカーでも 「異常はありません」と言う  これって診断まで4ヶ月かかった私と全く同じパターンなんです  血液がんは、確定診断まで時間がかかると言う話はよく聞いていましたが 固形がん、内臓がんでもそういうことがあるんだなと  そして、もっと凄いと思ったのは 改めて、担当医に検査をしてもらって それでも「がんでない」と言われても、さらに自分から 「先生、やっぱり癌だと思う」と “食い下がった”  それでがんが見つかったのです  秋野さんの自分の感覚を信じて治療を進めようとする力が、秋野さんを救ったのだなと思いました  さらに、もっと驚いたのは がんだと分かった後 治療法をめぐって主治医と意見の食い違いが生じていたと言う点です  喉にできた食道がん 主治医は、 「手術をしましょう」と言う方針だったそうです  ところが、声帯にもがんができているので、手術をすると、命は助かるけれども、声を失ってしまう  もう一つの方法は、抗がん剤と放射線治療を組み合わせる方法  この場合、声を失う事はありませんが、生存率は5%程度下がると説明を受けたそうです  さらに、主治医は、「化学放射線治療は効く人と効かない人がいるので、何とも言えません。それでもそれを望むなら挑戦しましょう」  皆さんだったらどうしますか?  この後、自分がどういう人生を歩んでいきたいのか?  それを考えたとき、秋野さんは 「もう60を超えているから、声を失う事はしたくない」と 生存率は下がっても、化学放射線治療を選んだのです  そして、見事にがんを乗り越えました  秋野さんは明るくさらっとお話しされていましたが ここは極めて重要な話でした  「もし、うまくいかなかったとしても、自分で決めたことだから納得がいく」  これもとても重要な姿勢だと思いました  こういう時、典型的な昭和患者は 「先生、お任せします」 と、自分の判断よりも、深く考えずに主治医の判断を優先します  しかし令和時代は QOL(クオリティー・オブ・ライフ=生活の質)をどう上げていくかということも大切な視点です  秋野さんは、リスクを考えても声を失わない生活を自分で選んだのです  【主治医は自分】  と、秋野さんはおっしゃっていました  自分もがんの治療を体験してつくづく思うのですが  自分がどうしたいのか、 今自分はどういう状況なのか?  これを細かく、医師や看護師さんなどに伝えて、コミュニケーションをしっかり取りながら治療方針を決めていく  本当にこれは大切な視点だと思います  もちろん、主治医を信頼することも必要  患者として、主体性を持つということが大切なんだと思います  実は、他のがん体験者との2人での講演会は初めてでした  主催してくださったのは 「Club CaNoW」 がん患者と家族のための会員制コミュニティーです  患者、本人や家族のために治療と生きる楽しみの両立をサポートする団体  今回は、その会員の皆さんに向けてのW講演会でした  なるほどと思いました 全く違うがん種の2人の講演会を 聴くことによって、多角的にがん治療の、そして、がん患者の現状を知ることができるからです  私自身も大変勉強になりました  秋野さんは本当に変わらず美しくて、びっくり(^_^)v  自分自身の人生をしっかりと歩むことは、やはり素敵なことだと改めて実感しました  「Club CaNoW」について詳しく知りたい方は 【笠井信輔 秋野】で検索してみてください  スタッフの皆さんはとても優しくて良い人ばかりでしたよ」12月13日 16時35分 - shinsuke.kasai

笠井信輔のインスタグラム(shinsuke.kasai) - 12月13日 16時35分


久しぶりに秋野暢子さんにお会いして、お仕事ご一緒にしました

2人でトークセッションを行ったのです

お互いに元気になってよかったねと言う。そんな挨拶から再会を喜びました

秋野さんは、食道がんステージ3

私は、血液がん(悪性リンパ腫)ステージ4

2人がその体験を語り合う講演イベントです

まず、私が45分間自らの体験を語らせていただきました

そして、次の45分は、秋野さん

そして、最後に、NHKの元アナウンサー水谷彰宏さんの進行で皆さんからの質問に答えると言う構成でした

実は、水谷さん、早稲田大学の同期なのです

OB会のイベントで、一緒になったこともあり、久しぶりの再会でした

秋野さんの話を聞いて、驚いたのは
抗がん剤治療を行ったけれども、あまり副作用を感じることがなく
入院生活も比較的快適だったと言う点でした

やっぱり副作用止めなどの薬が開発されていて、今は抗がん剤治療が乗り越えやすくなっているんだなと言うことを改めて実感しました

ですから、大量の抗がん剤治療で4ヶ月半も入院し、厳しい副作用を感じていた私の話を聞いて、秋野さん、とても驚いていました

「笠井さん大変だったのね、それに比べて、私なんても何でもないわ」

いや、そう言ったって大変だったはずです

私だって、4ヶ月半の間1度も嘔吐しないと言う、副作用止めが効いたので、かなり負担が軽減されていたのです

一方で、私が秋野さんのお話を聞いて、非常に驚いたのが

喉に違和感を感じて
「これはおかしい」と診てもらったら
「がんではありません」との診断だった

血液検査でも腫瘍マーカーでも
「異常はありません」と言う

これって診断まで4ヶ月かかった私と全く同じパターンなんです

血液がんは、確定診断まで時間がかかると言う話はよく聞いていましたが
固形がん、内臓がんでもそういうことがあるんだなと

そして、もっと凄いと思ったのは
改めて、担当医に検査をしてもらって
それでも「がんでない」と言われても、さらに自分から
「先生、やっぱり癌だと思う」と
“食い下がった”

それでがんが見つかったのです

秋野さんの自分の感覚を信じて治療を進めようとする力が、秋野さんを救ったのだなと思いました

さらに、もっと驚いたのは
がんだと分かった後
治療法をめぐって主治医と意見の食い違いが生じていたと言う点です

喉にできた食道がん
主治医は、
「手術をしましょう」と言う方針だったそうです

ところが、声帯にもがんができているので、手術をすると、命は助かるけれども、声を失ってしまう

もう一つの方法は、抗がん剤と放射線治療を組み合わせる方法

この場合、声を失う事はありませんが、生存率は5%程度下がると説明を受けたそうです

さらに、主治医は、「化学放射線治療は効く人と効かない人がいるので、何とも言えません。それでもそれを望むなら挑戦しましょう」

皆さんだったらどうしますか?

この後、自分がどういう人生を歩んでいきたいのか?

それを考えたとき、秋野さんは
「もう60を超えているから、声を失う事はしたくない」と
生存率は下がっても、化学放射線治療を選んだのです

そして、見事にがんを乗り越えました

秋野さんは明るくさらっとお話しされていましたが
ここは極めて重要な話でした

「もし、うまくいかなかったとしても、自分で決めたことだから納得がいく」

これもとても重要な姿勢だと思いました

こういう時、典型的な昭和患者は
「先生、お任せします」
と、自分の判断よりも、深く考えずに主治医の判断を優先します

しかし令和時代は
QOL(クオリティー・オブ・ライフ=生活の質)をどう上げていくかということも大切な視点です

秋野さんは、リスクを考えても声を失わない生活を自分で選んだのです

【主治医は自分】

と、秋野さんはおっしゃっていました

自分もがんの治療を体験してつくづく思うのですが

自分がどうしたいのか、
今自分はどういう状況なのか?

これを細かく、医師や看護師さんなどに伝えて、コミュニケーションをしっかり取りながら治療方針を決めていく

本当にこれは大切な視点だと思います

もちろん、主治医を信頼することも必要

患者として、主体性を持つということが大切なんだと思います

実は、他のがん体験者との2人での講演会は初めてでした

主催してくださったのは
「Club CaNoW」
がん患者と家族のための会員制コミュニティーです

患者、本人や家族のために治療と生きる楽しみの両立をサポートする団体

今回は、その会員の皆さんに向けてのW講演会でした

なるほどと思いました
全く違うがん種の2人の講演会を
聴くことによって、多角的にがん治療の、そして、がん患者の現状を知ることができるからです

私自身も大変勉強になりました

秋野さんは本当に変わらず美しくて、びっくり(^_^)v

自分自身の人生をしっかりと歩むことは、やはり素敵なことだと改めて実感しました

「Club CaNoW」について詳しく知りたい方は
【笠井信輔 秋野】で検索してみてください

スタッフの皆さんはとても優しくて良い人ばかりでしたよ


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2023/12/13

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