糸原沙也加のインスタグラム(sayaka_itohara) - 11月7日 00時15分
#ちぎれた鎖と光の切れ端
目には目を。
それは許されることですか?
それ以上のことは許されませんか?
あなたなら、どうしますか?
九州の孤島にある海上コテージ集まった、仲の良い8人の男女。
しかしその中の一人、樋藤だけはその旅に参加した目的が違った。
自分以外の全員を、その島で殺すつもりだったのだ。
先輩の無念を晴らすため。
このクズたちに復讐を───。
という計画があるにも関わらず、滞在初日の夜、参加者の一人が殺された。
自分は何もしていない。
その次の日、また一人、殺された。
自分は何もしていない。
そしてまた。
もちろん自分は何も……。
殺されるのは決まって「前の殺人の第一発見者」で「舌を切り取られ」ていた。
どういうことだ、どうなっているんだ
誰がこんなことを。
一体誰が自分の復讐を邪魔しているんだ
と、これは第一部のお話。
第二部
大阪で、とある連続殺人事件が起こった。
あれ、第一部での事件はどうなったんだろう……?
─────────
「がっつり!」
読み応えのある一冊でした。
第一部の、主人公が企んでいた計画とは別に起こってしまう事件の部分だけでも充分なミステリで、読み応えがあります。面白いです。
このまま誰もいなくなってしまいそうな、あの有名な名作を思わず思い出します。
しかし、その先を読んでいけばいくほど
「…っていうのは序章で」
が続くので、この物語は最終的にどうなるんだ、と気になって仕方ありません。
「復讐」がテーマとなっているこの一冊。
嫌なことされたから同じことやり返す!
それでおわり!
…とはならないですよね。
.
#読書 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい #小説 #小説好きな人と繋がりたい #小説紹介 #読了 #読了記録 #ミステリー小説 #おすすめ本 #荒木あかね #講談社 #講談社文庫 #いと本紹介 #bookstagram #読書日記 #小説が好き #kodansha
[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)
>> 飲む日焼け止め!「UVシールド」を購入する
100
0
2023/11/7