日野賢二さんのインスタグラム写真 - (日野賢二Instagram)「〈民音ハートフル・インタビュー 明日へつなぐ芸術の力〉 ミュージシャン 日野賢二さん 2023年10月31日 * 心を込めた音楽は届く   ――日野さんは、トランペット奏者の日野皓正さんの次男として生まれ、7歳の時、家族とニューヨークに移住。芸術系の高校を卒業後、ベーシストとして活動を始められました。ベースの魅力は何ですか。

 最初は、おやじの影響でトランペットを吹いていたんだけど、“おやじより、うまくはなれないな”と気付いちゃった(笑)。ある時、兄のベースを借りたら、みるみる上達して。おやじにも“おまえはベースの方がいい”って言われて、そこからベース一筋です。

 バンドは、仲間の音を聴くことが大切。相手の音や声を聴いて、今、何を求めているのかを感じる。ドラムやギター、ピアノの音、メロディーに自分の音を合わせる。そうすると、「おまえ、分かってんじゃん」って、みんな、ニコッとする。曲も心も一つになっていく。みんなの心をつなぐのが、ベーシストなんですよ。それが楽しい。

 ――心に残った共演者はいますか。

 世界最高峰のベーシストのマーカス・ミラーとの共演はうれしかった。僕が高校時代からずっと目指してきた人だから。30代の時、彼のバンドに欠員が出て急遽呼んでもらったことがあるんだ。「なぜ僕を選んだの?」と聞いたら、彼は「JINO(日野さんの愛称)は俺のコピーじゃなくて、自分のスタイルを貫いているから、新しいことを学べる。それがいいんだ」って言うんだ。

 僕はジャズやロックなど、何のジャンルでも合わせられるように、いっぱい練習してきた。憧れの人に努力を認めてもらえて自信になったよ。

 ジャズピアニストのハービー・ハンコックと東京で共演したことも思い出に残っているよ。

 一流はみんな優しい。活躍の機会も技術も与えてくれる。僕も弟子をとってるけど、同じように愛をもって接してあげたいと思っているよ。

 ――どんなライブを目指されていますか。

 まずは観客を感動させること。そのためには自分自身の心を動かすことが大事だと思う。良い本や映画、絵画に触れる。時には恋をして。そうすると、毎回、新鮮な気持ちで演奏できる。日々、勉強ですよ。今はレゲエやアフリカの民族音楽を現地で学びたい。

 ライブで一番、大事なのは技術じゃない。心を込めること。速弾きが好きな技巧派からは「遅かったね、おっさん」って言われるかもしれないけど(笑)。心を込めたものは必ず届く。 日本デビュー20周年を記念した民音公演(6月、東京で)  ――日本デビュー20周年を記念した民音公演が6月、東京で行われました。来月は名古屋、来年1月は関西と続きます。

 「SING LIKE TALKING」の佐藤竹善さん、Microをはじめ、共演者は“良い音楽を届けよう”と心が通じ合う人ばかり。東京公演で共演したAIちゃんは、バンドマスターとしてツアーを回ったし、アニメ映画の主題歌も一緒につくりました。家族のような存在です。

 名古屋で共演する、まき姉(大黒摩季さん)は「JINOとやるの楽しみ。かっこよくしてくれるんでしょ」だって。「任せてよ」って感じだね。

 関西では、相川七瀬さんと初めてステージに立つよ。わくわくするね。

 民音は、僕のことを認めてくれて、最高のステージを用意してくれる。本当に感謝しています。

 “音楽で人々を結び、平和をつくる”という民音の理念にも共感。僕も心を開いて、いろんな人と仲良くしたい。平和が一番だよ。愛にあふれた公演を楽しみにしててね! 公演案内  【名古屋】11月7日午後6時半開演(日本特殊陶業市民会館)
 ※詳細はhttps://www.min-on.or.jp/play/detail_228054_.html

 【大阪】2024年1月16日午後6時半開演(フェスティバルホール)
 【兵庫】同17日午後6時半開演(神戸国際会館)
 【京都】同18日午後6時半開演(ロームシアター京都)
 ※詳細はhttps://www.min-on.or.jp/play/detail_228054_.html」11月1日 13時28分 - jinobass

日野賢二のインスタグラム(jinobass) - 11月1日 13時28分


〈民音ハートフル・インタビュー 明日へつなぐ芸術の力〉 ミュージシャン 日野賢二さん
2023年10月31日
* 心を込めた音楽は届く

 ――日野さんは、トランペット奏者の日野皓正さんの次男として生まれ、7歳の時、家族とニューヨークに移住。芸術系の高校を卒業後、ベーシストとして活動を始められました。ベースの魅力は何ですか。

 最初は、おやじの影響でトランペットを吹いていたんだけど、“おやじより、うまくはなれないな”と気付いちゃった(笑)。ある時、兄のベースを借りたら、みるみる上達して。おやじにも“おまえはベースの方がいい”って言われて、そこからベース一筋です。

 バンドは、仲間の音を聴くことが大切。相手の音や声を聴いて、今、何を求めているのかを感じる。ドラムやギター、ピアノの音、メロディーに自分の音を合わせる。そうすると、「おまえ、分かってんじゃん」って、みんな、ニコッとする。曲も心も一つになっていく。みんなの心をつなぐのが、ベーシストなんですよ。それが楽しい。

 ――心に残った共演者はいますか。

 世界最高峰のベーシストのマーカス・ミラーとの共演はうれしかった。僕が高校時代からずっと目指してきた人だから。30代の時、彼のバンドに欠員が出て急遽呼んでもらったことがあるんだ。「なぜ僕を選んだの?」と聞いたら、彼は「JINO(日野さんの愛称)は俺のコピーじゃなくて、自分のスタイルを貫いているから、新しいことを学べる。それがいいんだ」って言うんだ。

 僕はジャズやロックなど、何のジャンルでも合わせられるように、いっぱい練習してきた。憧れの人に努力を認めてもらえて自信になったよ。

 ジャズピアニストのハービー・ハンコックと東京で共演したことも思い出に残っているよ。

 一流はみんな優しい。活躍の機会も技術も与えてくれる。僕も弟子をとってるけど、同じように愛をもって接してあげたいと思っているよ。

 ――どんなライブを目指されていますか。

 まずは観客を感動させること。そのためには自分自身の心を動かすことが大事だと思う。良い本や映画、絵画に触れる。時には恋をして。そうすると、毎回、新鮮な気持ちで演奏できる。日々、勉強ですよ。今はレゲエやアフリカの民族音楽を現地で学びたい。

 ライブで一番、大事なのは技術じゃない。心を込めること。速弾きが好きな技巧派からは「遅かったね、おっさん」って言われるかもしれないけど(笑)。心を込めたものは必ず届く。
日本デビュー20周年を記念した民音公演(6月、東京で)
 ――日本デビュー20周年を記念した民音公演が6月、東京で行われました。来月は名古屋、来年1月は関西と続きます。

 「SING LIKE TALKING」の佐藤竹善さん、Microをはじめ、共演者は“良い音楽を届けよう”と心が通じ合う人ばかり。東京公演で共演したAIちゃんは、バンドマスターとしてツアーを回ったし、アニメ映画の主題歌も一緒につくりました。家族のような存在です。

 名古屋で共演する、まき姉(大黒摩季さん)は「JINOとやるの楽しみ。かっこよくしてくれるんでしょ」だって。「任せてよ」って感じだね。

 関西では、相川七瀬さんと初めてステージに立つよ。わくわくするね。

 民音は、僕のことを認めてくれて、最高のステージを用意してくれる。本当に感謝しています。

 “音楽で人々を結び、平和をつくる”という民音の理念にも共感。僕も心を開いて、いろんな人と仲良くしたい。平和が一番だよ。愛にあふれた公演を楽しみにしててね!
公演案内
 【名古屋】11月7日午後6時半開演(日本特殊陶業市民会館)
 ※詳細はhttps://www.min-on.or.jp/play/detail_228054_.html

 【大阪】2024年1月16日午後6時半開演(フェスティバルホール)
 【兵庫】同17日午後6時半開演(神戸国際会館)
 【京都】同18日午後6時半開演(ロームシアター京都)
 ※詳細はhttps://www.min-on.or.jp/play/detail_228054_.html


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2023/11/1

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