北出菜奈さんのインスタグラム写真 - (北出菜奈Instagram)「_ _ 北出菜奈デビュー20周年記念ライヴ『Bitches Never Die』を終えて。 14歳くらいからわたしはきっと早死にするであろうと思っていました。まあ色々あり、札幌にいた14歳のわたしは不登校、数少ない友達はいましたが、心の奥底ではどこか居場所がなく、宙に浮いたような孤独で、ポエムを毎日綴りながらギターを触っていました。それから、様々な出会いやチャンスに恵まれ、デビューが決まり。デビューして、音楽をリリースできる立場になり、正直、スタートラインに立ってから、喜びとともに16歳のわたしにはさまざまな試練や、葛藤もありました。その度にひとつづつ学びながら活動を続けてきました。音楽が好きだからこそ裏目に出てしまうジレンマなどもあったりしつつも、その中でも信念をどうにか曲げない形で、歌ってきたつもりです。そしてそれを聴いてくれるリスナーがいる事にも救われてきました。生意気だし無知だし、不器用なわたしに、手を差し伸べてくれた関係者やミュージシャン、プロデューサー、会社、沢山のサポートを頂き作品をなんとか完成させてきた時期もあります。また、当時は有難いことに16歳からひたすら活動漬けで、歌えるという幸せを見失いそうになるくらい全てを捧げ(捧げるというのは自らの選択でした)、悩んだ時期もあり、アーティストと私生活とのバランスが上手く取れなかったりで、音楽から離れてしまおう、自分で自分を追い詰めて、消えたいと思い悩んだこともありました。そんな時、悲しい時、辛い時にも、もちろん幸せな時も、自分の作品と向き合えない時も、音楽にはずっと救われてきました。音楽に生かされ、また周囲のサポートもあり、その葛藤を音楽によって消化する、その暗闇すらも芸術に昇華していくということもさらに学び、繰り返して、気がついたら、20年間歌い続けて来ました。ファン、バンド、ミュージシャン、関係者の皆様、一瞬でも北出菜奈に関わって頂いた方々に、感謝します。そして、10/29本日デビュー20周年を迎え、前日の10/28に20周年ライヴがありました。足を運んで下さった皆様、配信で観てくださった皆様、また行けないけれど応援の言葉をかけて下さった皆様、ありがとうございました。走馬灯のようなライヴでした、今日もしかして死んだのかなと錯覚するような。笑笑　まるで生前葬のような。笑笑現地にいた方は同じように感じた方もいたかな。笑笑でも、わたしはこれからも生きていきます。いつまで歌えるかわかりません。北出菜奈という芯は変わらないまま、チャレンジ精神を持ち、スタイルはその都度変わるかもしれませんが、瞬間と瞬間を繋ぎ合わせ、見つからない永遠の答えをもう少し探しにいきます。あわよくば70周年まで！！！笑笑」10月30日 0時11分