矢野沙織のインスタグラム(yanosaori_jazz) - 10月19日 18時28分
今作は全体を通して「削いだ上にしか成り立たない豪奢」を表現したかった。
1800年代からは物の時代となり、音楽も物になったと感じる。
例えば当時、パガニーニはそれを機敏に感じ取ったのだろう。
記録方法は譜面しかなかった時代だが、彼はコピーされないように公演毎に譜面を焼いた逸話がある。
そしてパガニーニの予想よりうんと早く、1880年代には音の所有はエジソンにより現実となってしまう。
今は却って所有しない美徳というか、利便性を求めるようになっているのが「音」の所在で面白い。
そう、音はどこにだって存在できるのだ。不思議な存在である。
ジャケット撮影時はまだ実は実験段階であった「削いだ豪奢」が撮影隊との打ち合わせの上、可視化された。
久しぶりに私の音を所有してみないかな?
NEW ALBUM 『The Golden Dawn』 商品詳細決定!
菊地成孔氏をストリングスアレンジに迎え制作された20周年記念アルバム!
kingjazzcla.com/news/jazz/10469
ご予約・ご購入はこちら💿lnk.to/TheGoldenDawnCD
[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)
>> 飲む日焼け止め!「UVシールド」を購入する
484
4
2023/10/19