西野亮廣さんのインスタグラム写真 - (西野亮廣Instagram)「【Q】 イジメに遭っています。生きるのが辛いです。西野さんが「死にたい」と思ったことはありますか?あったら、その時間をどう乗り越えましたか?  【A】 この類の質問で自分の腹を見せない(取り繕ったような言葉で逃げる)のは卑怯だと思うので、自分の嫌な部分も踏まえてお伝えします。   僕は「死にたい」と思ったことは一度もありません。   ただ、「僕以外の人がこの目に遭っていたら『死にたい』と思うだろうな」という目には何百回も何千回も遭ってきました。  面白いことや、可能性や、新しい選択肢を共有したくて、「こんなものがあるよ」と言った途端に、詐欺師扱いされ、宗教だの何だの言われ、石を投げられ、不買運動のようなこともたくさんされました。 その後、何も無かったかのような顔で手のひらを返されたことも少なくありません。  いくつかは僕の表現の拙さが原因でした。 選ぶ言葉を間違ったことは一度や二度じゃありません。 自分の全てが正しかったなんて思いません。 #ごめんなさい  ただ、「イジメられる方にも原因がある」という主張があったりしますが、たとえ原因があったとしても、「イジメ」という手段を僕は賛成できません。 それは、その問題に対しての解決策ではないからです。  「西野は皆で叩いてO K」という時代が日本では実際にあって、その時は、朝から晩まで何年間も殴られ続けて、その暴力は僕のスタッフや家族にまで及びました。 「死にたい」とは思いませんでしたが、ずっと痛かったです。   その痛みは今のあなたほどじゃないのかもしれませんが、でも、たしかに痛くて、その傷が消えることはこの先無いでしょう。  石を投げてきた人に対しての怒りはありました。 「お前にとってはただの『暇つぶし』かもしれないけど、こちとら血が流れてるぞ」と。 1対1だったら、いくらでも返り討ちにできたのですが、その時は多勢に無勢で勝ち目はありませんでした。とても悔しかったです。  では、「その状況をどう乗り越えたのか?」という今回の相談に対する答えですが…  そういったイジメが続いたある日、「立ち向かう相手を履き違ったらダメだな」と思ったんです。   映画やドラマだと、ここで修行でもして、最後はイジメっ子に立ち向かいますが、実際、そんなことをしても、たとえ、そのイジメっ子に打ち勝っても、また違う敵が現れて、堂々巡り。   さっき、「問題に対しての解決策ではないから賛成できない」と言いましたが、これもまた「イジメ」という問題に対しての解決策になってない。  じゃあ、「イジメに対して解決策は何か?」という話になると思うのですが、僕個人的には「違う世界で生きる」ということだと思います。  当時、僕は自分がやっていることが世間から全く理解されなかったのですが、ただ、起業家さん達は凄く面白がってくれたんです。  そこは芸能村や、世間の反応と真逆で、「西野亮廣は、なんて面白いことを考えているんだ」と受け入れてくれたんですね。  『革命のファンファーレ』というビジネス書を出したのが2016年。 まだまだ世間では「なんか怪しいことをやってるヤツ」みたいな扱いだったのですが、『革命のファンファーレ』の帯コメントには、幻冬社の見城さん、 SHOWROOMの前田さん、サイバーエージェントの藤田さん、堀江貴文さん、小山薫堂さん、秋元康さん…という起業家さん達の名前が並んで、皆で、「いやいや、西野は面白いよ」と言ってくださったんです。  自分の話が通じる人がいることが本当に嬉しかったし、起業家村は、良い評価にも、悪い評価にも納得感があったし、「しばらく、ここで頑張ろう」と思いました。 「ここで戦おう」と思いました。 「自分が立ち向かう相手はココ」だと。  今、イジメに遭っていて、生きるのが辛くなっちゃってるのなら、逃げてください。   あなたが正しく戦える場所に逃げてください。   解決策(流れを変える施策)としては、その方が具体的だと思います。    あと、これは去年、「死にたい」と言ってきた友人に言った言葉なんですけども(使い回しですみません)、僕は今、チームの皆とすっごく面白い作品をいくつか作っているんです。  コマ撮りアニメーションの『ボトルジョージ』とか、『映画 えんとつ町のプペル』の続編とか、他にもミュージカルとか。  もう誰も見たことがない(世界中がにビックリするような)作品をたくさん作っている最中なんです。   なので友人には「死ぬんだったら、それを観た後にしてくれ」とお願いしました。   「その前に死んだら、僕はキミのことを心底恨むし、友人が命懸けで作っている作品に付き合わないような薄情なヤツの葬式には絶対に行かない」と。    今、あなたにも同じことを思っています。 なので、僕の作品ができるまでの二年はとりあえず生きてください。  二年後には、また次の作品の準備に取り掛かってるんで、生存期間は延長することになりそうですが、それはまだ先の話なので、あまり気にしないで。  「そんなことを言われても何から始めたらいいか分からない」というのであれば、今から大戸屋に行って、サイドメニューで「ばくだん小鉢」というのがありますので、それを食べてください。  明日も食べたくなると思います。」10月15日 9時29分 - japanesehandsome

西野亮廣のインスタグラム(japanesehandsome) - 10月15日 09時29分


【Q】
イジメに遭っています。生きるのが辛いです。西野さんが「死にたい」と思ったことはありますか?あったら、その時間をどう乗り越えましたか?

【A】
この類の質問で自分の腹を見せない(取り繕ったような言葉で逃げる)のは卑怯だと思うので、自分の嫌な部分も踏まえてお伝えします。
 
僕は「死にたい」と思ったことは一度もありません。
 
ただ、「僕以外の人がこの目に遭っていたら『死にたい』と思うだろうな」という目には何百回も何千回も遭ってきました。

面白いことや、可能性や、新しい選択肢を共有したくて、「こんなものがあるよ」と言った途端に、詐欺師扱いされ、宗教だの何だの言われ、石を投げられ、不買運動のようなこともたくさんされました。
その後、何も無かったかのような顔で手のひらを返されたことも少なくありません。

いくつかは僕の表現の拙さが原因でした。
選ぶ言葉を間違ったことは一度や二度じゃありません。
自分の全てが正しかったなんて思いません。
#ごめんなさい

ただ、「イジメられる方にも原因がある」という主張があったりしますが、たとえ原因があったとしても、「イジメ」という手段を僕は賛成できません。
それは、その問題に対しての解決策ではないからです。

「西野は皆で叩いてO K」という時代が日本では実際にあって、その時は、朝から晩まで何年間も殴られ続けて、その暴力は僕のスタッフや家族にまで及びました。
「死にたい」とは思いませんでしたが、ずっと痛かったです。
 
その痛みは今のあなたほどじゃないのかもしれませんが、でも、たしかに痛くて、その傷が消えることはこの先無いでしょう。

石を投げてきた人に対しての怒りはありました。
「お前にとってはただの『暇つぶし』かもしれないけど、こちとら血が流れてるぞ」と。
1対1だったら、いくらでも返り討ちにできたのですが、その時は多勢に無勢で勝ち目はありませんでした。とても悔しかったです。

では、「その状況をどう乗り越えたのか?」という今回の相談に対する答えですが…

そういったイジメが続いたある日、「立ち向かう相手を履き違ったらダメだな」と思ったんです。 

映画やドラマだと、ここで修行でもして、最後はイジメっ子に立ち向かいますが、実際、そんなことをしても、たとえ、そのイジメっ子に打ち勝っても、また違う敵が現れて、堂々巡り。
 
さっき、「問題に対しての解決策ではないから賛成できない」と言いましたが、これもまた「イジメ」という問題に対しての解決策になってない。

じゃあ、「イジメに対して解決策は何か?」という話になると思うのですが、僕個人的には「違う世界で生きる」ということだと思います。

当時、僕は自分がやっていることが世間から全く理解されなかったのですが、ただ、起業家さん達は凄く面白がってくれたんです。

そこは芸能村や、世間の反応と真逆で、「西野亮廣は、なんて面白いことを考えているんだ」と受け入れてくれたんですね。

『革命のファンファーレ』というビジネス書を出したのが2016年。
まだまだ世間では「なんか怪しいことをやってるヤツ」みたいな扱いだったのですが、『革命のファンファーレ』の帯コメントには、幻冬社の見城さん、 SHOWROOMの前田さん、サイバーエージェントの藤田さん、堀江貴文さん、小山薫堂さん、秋元康さん…という起業家さん達の名前が並んで、皆で、「いやいや、西野は面白いよ」と言ってくださったんです。

自分の話が通じる人がいることが本当に嬉しかったし、起業家村は、良い評価にも、悪い評価にも納得感があったし、「しばらく、ここで頑張ろう」と思いました。
「ここで戦おう」と思いました。
「自分が立ち向かう相手はココ」だと。

今、イジメに遭っていて、生きるのが辛くなっちゃってるのなら、逃げてください。 

あなたが正しく戦える場所に逃げてください。
 
解決策(流れを変える施策)としては、その方が具体的だと思います。

 
あと、これは去年、「死にたい」と言ってきた友人に言った言葉なんですけども(使い回しですみません)、僕は今、チームの皆とすっごく面白い作品をいくつか作っているんです。

コマ撮りアニメーションの『ボトルジョージ』とか、『映画 えんとつ町のプペル』の続編とか、他にもミュージカルとか。

もう誰も見たことがない(世界中がにビックリするような)作品をたくさん作っている最中なんです。
 
なので友人には「死ぬんだったら、それを観た後にしてくれ」とお願いしました。
 
「その前に死んだら、僕はキミのことを心底恨むし、友人が命懸けで作っている作品に付き合わないような薄情なヤツの葬式には絶対に行かない」と。

 
今、あなたにも同じことを思っています。
なので、僕の作品ができるまでの二年はとりあえず生きてください。

二年後には、また次の作品の準備に取り掛かってるんで、生存期間は延長することになりそうですが、それはまだ先の話なので、あまり気にしないで。

「そんなことを言われても何から始めたらいいか分からない」というのであれば、今から大戸屋に行って、サイドメニューで「ばくだん小鉢」というのがありますので、それを食べてください。

明日も食べたくなると思います。


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2023/10/15

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