長塚全のインスタグラム(zen_nagatsuka) - 10月3日 11時07分
図が雑ですが、、よく口を大きく開いてー!って歌とかボイトレで言いますよね。口が広いとよく響くでしょって。
音響の仕組みはそんな単純なものではない^^;
開口端を狭くする事で逆位相が起きて音源(声帯)に影響を及ぼす事は科学では良く知られています。簡単に言うと最低限の発声努力で良い発声が生まれます。これは発声の治療にも使われてますよね。
ストローエクササイズにしてもこの位相とインピーダンスの関係を理解しておく必要があります👍
ボイトレって僕のとこも多いけど、僕のレッスンを初めて受けてめっちゃ変わってビックリしてくれる人が多いです。
でもね、一回受けて変わるなんて、それトレーニングの効果じゃなくて、元々その人が動かせた筋肉の動かす知識を与えただけ。
僕のトレーニングで良くなったんじゃなくて、元々できる筋肉はありましたよ〜って言う。
だから一回ボイトレしたくらいでめっちゃ変わったってトレーニングがすごいトレーニングとは思わないんです。(それがすごいと思われがちじゃない?)
プロを教えてるとむちゃくちゃそれが起きて、生徒さんとか事務所さんに「すごいです」って言われる事もあるけど、それトレーニングで上手くなったわけじゃない笑。一回で良くなるなんてトレーニングであります??笑
プロってだって、かなりうまく歌えたり演技できる=筋肉使える=感覚もある。訳ですよ。
だから簡単に知識でうまくなっちゃう人多いんです。ボイストレーナーの実力ではないと僕は思ってます(色んな人の色んな例も見てきた笑)
プロでそれなりにできる方が来て、大体知らない発声の知識教えると大体その場で変化がおきる「すごい先生!」と言われ、周りのプロの方々に話してくれてまた生徒さんきてくれる、いやーめっちゃありがたいし、嬉しい、でもそれボイトレ受けたあなたがすごい人だったと言いたい!逆にそれで良いボイストレーナーかの判断はその情報では一般の方は危険だと思うのです^^;
トレーニングしてみて生徒さんが一回なんかじゃできない、自由に動かす事ができない、故にトレーニングを重ねてできるようになるまで持っていく。それには数ヶ月、年単位かかるのが普通。
その場所を見極めるガチ科学的な知識と長く続けてもらうメンタルケアも含めてがボイストレーナーの力かと思います。
簡単にうまくなる、うまくさせる方法は存在しません。できたらそれは生徒さんがある程度できる力があった。ボイストレーナーの力ではない。そんな事をいつも胸に勉強します。
科学、音声学とボイトレで謳い、やるならば自ら研究に参加し、この目と頭で知識を確認する必要もあると思います。
あまりそう言った場でボイストレーナーさんに合わないのも悲しいなあと思う今日この頃。
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2023/10/3