神谷洵平のインスタグラム(junpeikamiya) - 9月19日 22時12分
最近我が家の宅録での活躍が目覚ましいドラムセット。
先月オランダからはるばる我が家にやってきた1960年代、イギリス製のドラムセットPremier。
今日ふと、とある録音で使用したのだが楽曲も相まって、
イギリスの音を感じた。
僕はどちらかと言うとアメリカな音楽ばかりを聴いてきた節があるが、楽器によってこんなにムードが変わるのかと驚いた。
細かい話だが、カーペンターズを意識して叩いたらどちらかと言うとバートバカラックのようになった、みたいな感覚。
そして何故か、Sergio Mendes and the New Brazil のカバーするシカゴIf leave me nowの空気も少しだけ思い出した。
Premierのドラムセットは70年代の22インチのマホガニーのセットを1台持っていて(写真3枚目)
そのセットの感触がとても良かった。ドン!という音に、毎回少しだけ"ワル"
がついてくる感じ。
それから、20インチの更に古いセットをずっと狙っていた。
Premierと言えばThe Whoのキースムーン、はたまた初期ビートルズのリンゴスター、Elvin Jonesや、Philly Joe Jones など数々のドラマーが使用して来て有名ではあるが、昨今ではBig ThiefのドラマーJames Krivcheniaがレコーディングで使用しており、益々その理由が知りたくそんな事が積もり積もって手を出してみた次第であります。
前回購入した赤のPremierのドラムセットは、コロナ前にマンハッタンのドラムショップから購入したのだが、あまりにも状態が良く、メールでドラムショップの店員さんにこのドラムセットはどんな人が手放したのですか?と聴いてみたらStaten ilandのドラムコレクターから譲り受けたそう。
我が家には古い楽器が周りに回って沢山存在するのだが、
うちにやってくる誰が使ってたんだろう、どんな場所で使われていたのだろうと物思いに耽る時間もまた良い時間であり、それをほとんど知る事が出来ない事もビンテージコレクターの叶わぬ夢だったりもする。
そんな気分を踏まえ、
premierのドラムとは関係はありませんが、
シカゴでIf you leave me now を楽曲として選びました。
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2023/9/19