スガシカオのインスタグラム(suga_shikao) - 9月9日 22時16分
「真夜中の虹」っていう曲は、ハワイで何度も一緒にプレイした、本当に大切な友人スティーブがガンで亡くなった時に作った曲。もう、とてもとても悲しかった。
ハワイでは真夜中でもスコールが降った後に、月に虹がかかる、レインボウじゃなくてムーンボウっていうのね。滅多に見られないそのムーンボウと、スティーブとの思い出を歌詞にしたのです。
「さよならさえ言わなきゃ
お別れからずっと
逃げ切れるかな」
なんて悲しい歌詞
あれから10年、このテイクは去年の東京国際フォーラム。
このライブの前の日に、中学の同級生で、最も音楽と文学の影響をぼくに与えた親友の訃報が届いた、またもやガンだった。まだこの時は、信じられない、絶対うそだろって思ってた。
アンコールでこの曲を歌うとき、いろんな言葉がリンクして、声が詰まって何度も歌詞がとんだ。悲しみの上塗りはしたくなかったけど、現実は現実だった。
あまりに辛すぎたので、これから始まる新しいツアーでは、この曲は歌わないことにしました。。。
しばらくね、休ませます 笑
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2023/9/9