WWDジャパンのインスタグラム(wwd_jp) - 9月4日 11時43分
コレクション・リポート:「ミューラル」涙でかすむフラワードレス 夢で再会した亡き父との記憶
村松祐輔と関口愛弓のデザイナーデュオによる「ミューラル(MURRAL)」は、2024年春夏コレクションのランウエイショーを「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」内で30日に発表した。
この日は1年の中で満月が最も大きく見える“スーパームーン”と、1カ月に2度目の満月“ブルームーン”が重なる“スーパーブルームーン”の前日。会場の国立競技場 2階のテラスは、その特別な月を望める絶好のロケーションだった。
今シーズンのコレクション制作は、村松デザイナーが中学時代に永別した父との夢の話から始まったという。「幼い頃に父と一緒に海に行った記憶が夢になって出てきた。浜辺で手をつなぎながら歩き、話すこともできた。夢から覚めても、背中越しの光や風のにおいが鮮明に記憶に残った。夢だと気が付いて涙が出たが、父親に会えた喜びで多幸感に溢れていた」と村松デザイナーは明かす。今季はその感情、“EUPHORIA(多幸感)”をテーマに掲げた。
コレクションでは、村松デザイナーの夢の情景を描いている。ぼんやりした夢の中の出来事や、涙でぼやけた視界のように、“にじみ”や“かすみ”の表現を多用。象徴的なのは、涙や海を連想させる青いマーブル柄のドレスだ。これは群馬・桐生の職人によるアイスダイ(氷染め)で、色をのせた氷が溶けるとにじんだ柄に染まっていく技法だ。「僕らから絵柄のデザインを渡さずに、職人の方に父との思い出や夢の話を共有することで仕上げてもらった」と村松デザイナー。夢が一人一人異なるように、1点1点異なる染めの模様になるのだという。
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PHOTO:KO TSUCHIYA
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2023/9/4