TBS「サンデーモーニング」のインスタグラム(sunday_m_tbs) - 9月3日 11時37分

中国はこれまでも外交問題に対し、経済的な圧力を掛けてくる手法をとってきました。

２０１０年には尖閣諸島の問題に対し日本へのレアアース輸出をストップしました。
２０２０年には新型コロナの起源を調査することを求めたオーストラリアに対し、大麦やワインなどに非常に高い関税を掛けて対抗。
２０２１年にはアメリカに接近する台湾に対し、輸出先の９割が中国であるパイナップルを禁輸する措置を取りました。

そして今回、中国は水産物の規制をこれまでの日本の10都県から全国に拡大しました。
日本の水産物の輸出先トップは中国で、金額は871億円、全体の22.5％を占めます。

中国の規制強化について、「汚染水」発言があった野村農水大臣は「どのくらい拡大していくのかということは全く想定していませんでした」と発言。
野党は「当然想定し対応を準備していると思っていた。あまりに楽観的」と批判しています。
（「サンデーモーニング」2023年9月3日放送より）

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