前田有紀さんのインスタグラム写真 - (前田有紀Instagram)「バワが建築家としてリスタートをきったのは38歳のとき。コロンボ出身。ヨーロッパの血を引く裕福な家庭に生まれたバワは、19歳でケンブリッジ大学にいき、父親の職を継いで弁護士に。世界を旅する中でイタリアに家を持ちたいと願ったが、資金が足りなくて叶わず、スリランカのベントタで理想郷を創ろうとしたのが全ての始まり。建築の知識がなかったことから、イギリスに再び渡り建築を1から学び、建築家として踏み出した38歳。創り上げた理想郷lunuganga（ルヌガンガ）はバワの邸宅で、バワが愛した景色や集めたアンティーク、アートや庭などが見られる。自然との共生、というテーマでも広い敷地の隅々まで発見に満ちていた。 @lunugangatrust 当時を知るスタッフの方も多くて、「ここはバワが朝食を食べていたところ。」「ここはお茶を飲むのが好きだったところ。」「ここからの眺めを一直線にしたくて木を配置した」と敬意を払いながら働いている。バワは自然と人が共生した心地よい空間が本当に好きだったのだと思う。彼の愛したリビングもダイニングももちろん壁も窓も取り払われた空間設計だった。そして、木をやたらめったに植えるのではなく、印象に残るような配置になるように簡潔に植えてるのもすごいと思った。必ず枝ぶりのユニークなブーゲンビレアがシンボルのように植えられていた。夢中になれることが見つかれば人は何歳からでも挑戦できるし、人生を変えて行くことができる。 33歳で花の世界に飛び込んでまだまだもがいている私だけど、バワの38歳からの偉大なリスタートに勇気をもらわずにいられなかった。最後の日。子どもたちが蚊帳の中でお昼寝をした昼下がりにこの旅ではじめて夫と2人でお茶ができた！バワがランチするのが好きだったテーブルで。夫が一番行きたかったルヌガンガに来れて本当によかったね。一生の思い出になる景色を子どもたちと私に見せてくれてありがとう。と心から思った。 @lunugangatrust @geoffrey.bawa.lunuganga #ジェフリーバワ #ルヌガンガ #スリランカ旅 #スリランカ旅行 #lunuganga #lunugangaestate」8月17日 11時14分