日本相撲協会のインスタグラム(sumokyokai) - 8月11日 11時10分

明瀬山引退会見

令和5年8月10日、引退した明瀬山が師匠の木瀬親方(元 肥後ノ海)とともに会見を行いました。

今の心境を聞かれ、
「ここまで、目一杯やってきたので本当に悔いとかはありません。38歳までやれるとは思ってなかったので、想像以上です。」
と話しました。

現役最後となったご当所の名古屋場所では、「勝っても負けても思い切りの良い相撲を家族の前で見せたかった。」
と臨んだ場所は、5勝2敗で勝ち越し。
ご両親からは「本当に楽しませてもらえた」と言葉をかけてもらい「やってきて良かった」と思ったといいます。

ここまで現役を続けられたモチベーションは何だったのか問われると、
「（稽古が）終わった後のちゃんこ。美味しい物を食べれば嫌な事も忘れられた。」
と笑顔で明かしてくれました。

師匠の木瀬親方によると、
いるだけで部屋が明るくなる。
キツい稽古でも終わったら笑顔になれる。
和ませられるような存在、とのことです。

これからは、
「稽古はキツくても元気よく相撲を取ってもらえるように。番附に関係無く、辞める時に“この力士を応援していてよかった”と言われるような力士を育てていきたい」
と、親方としての抱負を語りました。

今後は井筒親方として後進の指導にあたります。
平成20年一月場所の初土俵から約15年半、現役生活本当にお疲れ様でした。

@日本相撲協会
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