河野真也さんのインスタグラム写真 - (河野真也Instagram)「２年前の３月、東日本大震災から１０年という時に、事務所のダイアリーに投稿した文章があります。長いですが、よかったら読んでください^_^ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「イチオシ‼︎」で３年ほど、「しあわせ散歩」というコーナーを毎週やってます。以前、安田顕さんが波瑠さんと一緒にゲスト出演してくださったこともある街ブラ企画。基本は、ＨＴＢの土屋まりという、大変、奇天烈な女性アナウンサーと２人でお散歩。ラーメンを食べて「とってもジューシーですね」と言ったこともありました。（汁物やからな！）土屋まり、島太星、藤尾くんなど、トリッキーな方々の横に、僕はよく立ちます（笑）。その「しあわせ散歩」のロケで、先日、「やかんbyみちみち種や」という、かわいいお店を訪れました。そのお店を営む僕と同年代のご夫婦は、宮城出身で、震災後、北海道に移住されました。宮城でサラリーマンをしながらコーヒー豆の焙煎の勉強をして、宮城でお店を出そうと思っていたところに、あの地震。その数ヶ月後、前から闘病中だったご主人のお父さんが亡くなられました。つらいことが重なり、でも、まわりのみんなも大変な状況で、つらいとも言えない日々を過ごしていたご主人。二人で楽しいことをしようにも、みんながつらい中で、自分達だけ楽しんじゃいけないような気がしていた奥様。ある日、新潟に住むお友達が心配して「遊びにおいで」と誘ってくれ、二人で車で向かうと、宮城を出て、福島を通って、東北を出たところで、ご主人の涙がとまらなくなったそうです。ずっと、頑張ってこらえて、ギリギリの状態で張り詰めていたものが、ゆるんだ。その後お二人は、元々大好きだった北海道に移住することを決めました。そして、炭火焙煎のコーヒー豆を通販で販売し、それと並行して去年、やっと念願のお店を、間借りで週３日ではありますがオープンされたんです。これまで北海道で、東日本大震災のチャリティーイベントなどにも出店されています。離れたから、チカラになれる。元気でいられる場所で、チカラを向ける。気持ちを向ける。奥様が最後に言われたこと。「地震の後、電気、水道、ガスが復旧して、食べ物も買えるようになって、それで人って安心するかと思ったら、次に何が欲しくなったかっていうと、お花とか、コーヒーとか、生きる為に必要じゃないものを求めていて。一杯のコーヒーに救われたし、野に咲く花に感動したし。だから私達は、コーヒーっていう、生きる為には必要じゃないものを扱ってますけど、そのチカラを信じて、頑張ろうと思ってます」とても、応援したい素敵なご夫婦です。収録を終えて、ご主人が淹れてくれた美味しい「ホッカイドウブレンド」というオリジナルブレンドのコーヒーをゆっくり飲んでいる時に、横にいた土屋アナがボソッと言いました。「生きる為に必要じゃないかもしれないけど、生きた心地がするものですよね」すごくいい言葉だなと。ただ、ディレクターさんからしたらカメラ回ってる時に言ってよ！でしょうね（笑）。逆に、とまってから言ってしまう土屋が、僕はなんか、らしくて好きですけど（笑）。土屋も、島も、藤尾も、奇天烈な皆さんは、時に、とても芯を食った一言を放ちます。日頃の処理は大変やけど（笑）ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー中川町で「こやのわマルシェ」の企画を提案したキッカケは、この時の経験です。だから、どうしても「みちみち種や」さんには出てもらいたかった。１週目、8/5.6に出店して下さいます。 @taneya_teppei @tayu.tayu.taneya ぜひ、「生きた心地」のするコーヒーを味わって下さい^_^ ついでに、いい言葉をくれた土屋にも、感謝。 @htb_maritsuchiya #北海道 #中川町 #こやのわマルシェ #hokkaido #nakagawa #コーヒー #しあわせ散歩」8月4日 10時34分