職人.comのインスタグラム(shokunincom) - 7月27日 15時05分


【手作りネッククーラーで熱中症予防】

猛暑に続く猛暑で、全国的にも厳しい暑さが続いていますね。家の中でも、エアコンのない部屋や台所でちょっと動くだけで汗をかき、ひとたび外に出れば、体温と同じくらいの気温と肌を刺すような太陽の光が待ち受けています。日が落ちてもなかなか気温が下がらず、寝苦しい熱帯夜に悩まされている方も少なくないのではないでしょうか?

室外・室内を問わず熱中症のリスクが高いこのごろですので、何か家にあるものを使って熱中症を予防できないかと調べてみました。熱中症の予防には、水分や塩分のこまめな補給、気温と湿度のコントロール、そして体温の調整が効果的といわれています。特に、体温の調整については、体の表面近くを太い血管が流れている「首の前面の左右(強く脈打っているところ)」「両脇の下」「脚の付け根の前面」を、保冷剤や氷のうを押し当てて冷やすと、冷えた血液が体内を巡り、効果的に体を冷やすことができるのだそうです。

そこで、冷凍庫に1つか2つある、ケーキや生菓子を購入したときに付けてもらった小さい保冷剤と、岡井麻布商店の古代麻てぬぐいを使って、直線縫いだけで簡単に作れるネッククーラーを自作してみました。横に長く広げたてぬぐいを細長く四つ折りにし、折り目をつけてから再度広げ、下半分を中心に向かって折り、更に布の4分の3の位置まで折ります。首の両脇に保冷剤が来るように、てぬぐいを首にかけて位置を確認し、印をつけ、待ち針を打って仮止めしたら、布地が重なっている部分を中央に向かって縦に4箇所直線で縫っていきます。これで保冷剤が入るポケットが2つできます。冷凍庫で凍らせた保冷剤をポケットに入れ、縫っていない布部分を被せて首に巻きつけ軽く縛って使います。炎天下やエアコンのない室内での作業の際に使ってみると、ちょっと首に巻いておくだけで体の熱が引き、強烈な暑さが和らぐような気がしました。

冷たさが気になる場合は、保冷剤を小さい布などで巻いてから入れるか、てぬぐいの代わりにガーゼタオルなどで作っても良いかと思います。こちらのネッククーラーは冷えすぎを防ぐため、首の真後ろには保冷剤を入れない作りにしています。冷やしすぎると温度を感じにくくなり、肌を痛めたりする可能性もあるため、長時間の利用は避け、低温やけどに気を付けながら使いましょう。

ネッククーラーの生地として使用したリネンのてぬぐいは、吸水性・発散性に優れており、首元を気持ちよく清潔に保ってくれ、使い心地の良さを実感しながら、熱中症対策にお役立ていただけます。また、簡単な直線縫いだけで作っているので、使わなくなったら糸を解いて元のてぬぐいに戻し、ハンカチやタオルの代わりにしたり、スカーフのように首元に巻いたりしてお使いください。綿よりも乾きやすいので、ご旅行の際にも重宝することでしょう。

熱中症予防に役立つ手作りネッククーラー。お気に入りのてぬぐいやタオルを使って、まずは一つ、気軽に作ってみてはいかがでしょうか?

岡井麻布商店 古代麻てぬぐい
https://www.shokunin.com/jp/okai/tenugui.html
ao 立体織りフェイスタオル
https://www.shokunin.com/jp/ao/rittaiori.html
播州刃物 握り鋏
https://www.shokunin.com/jp/banshu/nigiri.html

参考資料
https://weathernews.jp/s/topics/202208/120245/
https://www.netsuzero.jp/learning/le02
https://kurashinista.jp/articles/detail/47194 (参考にした作り方)

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2023/7/27

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