日本相撲協会のインスタグラム(sumokyokai) - 7月22日 13時18分

千代の国 引退会見

今の心情は「ホッとしたのと寂しい気持ち」
度重なるケガにより、体が気持ちについて行かなくなったといいます。

2度の幕下陥落があっても17年間続けられたのは、周りの方に支えられたからだ、と何度も感謝の言葉を口にしました。

一番印象に残る取組は、
平成29年五月場所、横綱鶴竜からの金星。
土俵は自分にとって思い出の場所。
自分の居場所であり、パワースポットだったと話します。

2人の師匠に支えられたという千代の国。
先代（元横綱 千代の富士）からは、
「お酒をやめて相撲と向き合え」
現師匠（元 千代大海）からは2度目の幕下陥落時に、
「お前は部屋の宝だ。お前が明るくないと部屋が明るくない」
この言葉があったからここまで続けられたそう。

逃げない気持ちと強い心を持つ力士を育てたい。
部屋全員が背中を見て刺激をもらっていた、と師匠が話す千代の国。
今後は佐ノ山親方として、後進の指導にあたります。

17年間の現役生活、本当にお疲れ様でした。

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