チェルシー舞花さんのインスタグラム写真 - (チェルシー舞花Instagram)「@nostosbooks にて、7月8日（土）から7月17日（月）の期間、ベルリンを拠点に活動する画家・デザイナー、阿部寛文 @abhrfm さんの個展を開催中です。実は阿部寛文さんの個展、これが3度目の正直。松陰神社前の店舗でお話しさせていただいていたのが４年前…！パンデミックで二度の延期があり、やっとの開催です。阿部さんの描く線を見ると、頭の中にスーッと一本の気持ちの良い道が通るような心地がします。是非。 ------------------------------ 自分の多大な影響を受けた「古書」という存在との関係性と、自分が古い紙にシャープペンシルで描く関係性、鉛筆画中心に発表します。 ------------------------------ 私は線を描く時、線を自ら引くのではなく、線に導かれその痕跡を辿っている感覚がある。その引かれた線をどのように定着させるかを紙と共に決めていく。受動的な引かれた線と能動的に埋める面。その間を行き来しながら、かたちを模索する。「芸術家の全意志は、沈黙であらねばならない。自分の内の、偏見の声々を黙らせなければならないし、忘れて、忘れて、沈黙にひたって、完全なるひとつのこだまになる。そうすると、彼の感光板に、景色全体が記されてゆきます。」ー『セザンヌ』ガスケ著／與謝野文子訳 ------------------------------ 受動的な線、能動的な面 Passive Lines, Active-filled Planes 2023/7/8 sat〜7/17 mon 阿部寛文 @abhrfm 1989年、札幌市生まれ。2015年よりベルリンを拠点に制作活動を行う。痕跡が保有する記憶と向き合い絵画を残す。会場 @nostosbooks 〒157-0073 東京都世田谷区砧5-1-18 102号室 OPEN 金土日月 13:00-19:00 ------------------------------」7月10日 14時17分