横浜FCのインスタグラム(yokohamafc_official) - 7月4日 20時46分


Good Luck
KOKI OGAWA.

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2021年12月27日。
『小川 航基選手 ジュビロ磐田より完全移籍加入のお知らせ』

2021年11月20日。J1リーグ第36節、ヴィッセル神戸に敗れた横浜FCのJ2降格が決定した。2022シーズン、1年でのJ1復帰が至上命題となった横浜FCにとって小川の加入は私たちにとって大きな期待の一つであった。

「この度、ジュビロ磐田から完全移籍で加入することになりました、小川航基です。このクラブでたくさんゴールを決め、こいつをとって間違いなかったと言われるように多くの勝利に貢献したいと思います。横浜は地元でもありますので、慣れ親しんだ地で輝けるように頑張ります。」

横浜出身でかつては横浜FCサッカースクールに在籍。
そんな過去を持つ彼に私たちは期待を抱かずにはいられなかった。

迎えた2022明治安田生命J2リーグ、開幕戦。
2月18日 大宮アルディージャ戦。
横浜FCでの初ゴールを決め、チームは開幕戦を3ー2で勝利した。泥臭いゴールではあったもののゴール数を「1」にできたこと。このゴールがその後の快進撃への確かな1歩となった。

第4節、自身の古巣である水戸ホーリーホックとのホーム三ツ沢での対戦。
前半を終了して0ー2とリードを許す苦しい展開。しかし横浜FCは50分に小川の得点で1点を返し、息を吹き返す。
61分には伊藤翔のゴールで2-2の同点。逆転へのボルテージが最高潮となる中、四方田修平監督は中村俊輔をピッチへと送り込む。直前のプレーでコーナーキックを獲得していた横浜FC。
キッカーは中村俊輔。
桐光学園高校の先輩と後輩にとって、時間や会話は必要なかった。
左足から繰り出されたボールはぴたりと小川航基の頭を捉え、ボールはゴールへと吸い込まれた。

0-2からの大逆転勝利。

この日スタジアムへ駆けつけた誰もが背番号「18」小川航基が覚醒したことを感じた瞬間だった。

快進撃は止まらない。10節までに10ゴールと怒涛のゴールラッシュ。エースの活躍と共にチームも開幕ダッシュに成功。

一時期、チームと共に苦しむ時間もありながら、18節の岩手戦での11ゴール目を皮切りに、再びゴールを量産する。シーズン終了時には26得点という圧倒的な数字で、クラブ史上シーズン最多得点をマーク。チームは1年でのJ1復帰を達成。小川個人はMVP・得点王・ベストイレブンの3冠を達成した。

「小川 航基の年だったといわせたい」
シーズン当初、小川自身が描いたストーリ―通りの活躍。まさに有言実行となった。

そして迎えた、2023シーズン。
クラブにとっても、本人にとっても、J1への「再挑戦」。

「J2得点王がJ1の舞台で活躍できるのか」
懐疑の目と期待に対し、小川航基は結果で答えて見せた。
開幕から苦しむチームの中で、孤軍奮闘の活躍を見せる。
J1リーグで6ゴールを挙げ、チームも勝点を積み重ねる。
J1残留に向けて、ここから。

その中で、あるニュースが飛び込んでくる。

『横浜FC小川 航基 オランダ移籍へ』

昨シーズン圧倒的な数字でJ2得点王となり、今シーズンもJ1リーグで6得点を挙げる活躍を見せていた横浜FCのエース。

私たちは当たり前に横浜FCの小川航基が続いていくと自分勝手に心に蓋をしていたのかもしれない。

まだ三ツ沢で小川航基を見続けたい。
まだ三ツ沢で小川航基のゴールを見たい。
横浜FCの小川航基でいてほしい。

J1残留を争うチームにおいて、エースが移籍してしまうことがどれほど大きなことであるかは言うまでもない。けれど、彼が1年半という期間でクラブに残してくれた功績は計り知れない。

若い世代から大きな期待を背負い続けてきた小川航基も気づけば25歳。
サッカー選手としては決して若くはない年齢になった。
もしかすると海外でプレーできるチャンスは今回だけなのかもしれない。

航基の成長や夢を願うからこそ背中を押す時がきたのかもしれない。

世界で活躍してほしい。
日の丸を背負って帰ってきてほしい。
ワールドカップでゴールを決めてほしい。

”こいつをとって間違いなかったといわれるように”

加入時に私たちへそう言った彼はそれ以上のものを残してくれた。

航基は横浜FCに来てよかったと思ってくれているだろうか。そう思ってくれていると嬉しいと思う。

そんな航基が挑戦するというのだから、
私たちは心置きなく背中を押したいと思う。

この1年半で感じたこと、
大きな期待は小川航基を強くする。
彼はそういう男なのだ。

だからこそ小川 航基に大きく期待しよう。

苦しむ時間があっても、それでも、思い出してほしい、私たちは小川航基が大好きだということを。

羽ばたいて、大きくなって、そしていつかまた、三ツ沢に帰ってきてくれたら嬉しい。

気を付けていってらっしゃい、航基。

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