西寺郷太さんのインスタグラム写真 - (西寺郷太Instagram)「天下一品の「あっさり」は、名前が悪いと思う。「こってり」に対比させようとしたんだろうが、正直あっさりはしていない。この「あっさり」先日の #ジョブチューンで全員から不合格を出されていて、京都出身の僕としては、どういう味なんだろうと気になり、放送翌日に初めて食べてみた。小さい頃から僕は、天下一品では「こってり」しか食べていない。そもそも「あっさり」なるシロモノが登場したのは10年くらい前だろうか。へー、こんなメニューもあるのかといつも思うがわざわざチョイスせず今に至っていた。話は少しズレるが、僕が天下一品「こってり」を食べに行くのは本能的に風邪を引きそうな予感がした時だ。異様なまでの栄養が詰まった「こってり」は健康な時には過剰かもしれないが、身体が弱った時のエネルギー補給にぴったりだと完全に自己流民間療法としてルーティン化している。美味しいとか美味しくないというレベルではなく、クスリみたいなもんやと思って食べてます。何より老齢の木村勉会長の肌艶や健康なムードこそ、天下一品（家系ラーメンなども）を効果的にたまに食べると元気が出るという証明だと思う。さて、「あっさり」。食べてみてびっくりしたけど、これは第一旭や新福菜館的な京都風の濃いしょっぱい醤油ラーメンみたいな、グルメではないのでうまく言葉で説明できないが、京都駅近くのタカバシに2軒並んだあのあたりの名店にインスパイアされた、味を盗んだ感じのラーメンなのだ！早く教えてくれよ！ともかく味が濃い！今日、2回目食べたけど、2時間経っても口の中がしょっぱい！僕は小さい頃からずっとラーメンが好きだったが、40代になってその熱は流石に下がっていた。で、今も変わらず好きなのは京都のラーメン店。これはもう刷り込みのようなものだろう。麻布の新福菜館や、新宿の第一旭に向かうと、今も昔の心からラーメンが好きだったピュアな自分に戻れる気がする。駐車場からの行きも帰りもスキップしたくなるほどウキウキし、わくわくしている。天下一品の「あっさり」は、その2店ほどではないが、なんとも手軽に（店舗が多いので）あの感じを味わえる、不思議なメニューなのに「あっさり」などという嘘ネーミングのおかげでなんだか残念な評価と位置に存在し続けている気がする。けしからん。誰に言えばいいのか？SUGIZOさんに言えばいいのか（笑）？ちょっとまじで「京都ブラック」とか「京都醤油」とか、京都感と味が濃い感じを伝えるネーミングにしてほしいと、願いつつ筆を置かせていただきます。」6月28日 15時53分