モキュのインスタグラム(moqsama) - 6月23日 14時58分

【うさぎは家族】

写真は、ある日の寝てたモキュ

うさぎは家族
モキュは家族

とは、何度も言ってきたけど

私は本当の意味で
それを理解した時があります

それは、モキュが
もうすぐ12歳になろうとしていた頃

麻酔をかけて歯を切らないと
ダメな状態になってしまいました

その年までモキュは
一度も麻酔をかけた事はなく
高齢ということもあり

私は麻酔でモキュが
死んでしまうのではないかと
物凄く怯えました

モキュはと言えば
歯が伸びてきて口の中が痛いので
食べたいと思っても食が進まない

私はなんとか麻酔をかけずに
過ごせないかと
ご飯をふやかしたり
にんじんをすってあげたり
強制給仕をしたりして
その場しのぎをしてきました

でも、そうこうしているうちに
モキュの体重はみるみると
減っていきました

麻酔をかけて歯を切れば
モキュは、また自力で食べるように
なるかもしれない

でも、麻酔で死んじゃうかもしれない

怖くて
なかなか決められませんでした

でも、モキュが死んで
怖いのは…私なのであって

モキュはその日その日を
懸命に生きている！

とにかく今は
口の中が痛い
自分でご飯が食べたい

モキュには
麻酔で死ぬかもしれないから怖い

なんて概念は無いわけです

それなのに私は
モキュが死ぬのが怖いらといって

自分でご飯が食べたい
口の中が痛いと思うモキュの
この問題に向き合おうと
しなかった

それは

モキュの望みよりも

悲しみたく無い自分を
優先しているって事

その時点で私は
モキュを尊重できてないと
気づきました

モキュは家族

そう口で言っておきながら
自分の願望を優先にしようとした私

それは本当にモキュを
家族と思っているのか

モキュはプライドの高い男

自分でご飯を食べたい
という、彼のプライドも
尊重してなかった

解決方法が無いならまだしも
切れば解決するかもしれないのに

歯が刺さって痛いだろう口の中に
強引に強制給仕をしようとしている

そう気づいた時
麻酔をかけて切ると決めました

減ってしまった体重は
申し訳なかったけど
自分で食べれるようになり

モキュとはその後も無事に
私と過ごす事が出来ました

あの時の覚悟以来

モキュは家族
モキュを人と同じように尊重するとは
どういう事なのか知った気がします

口では家族と言いながら

その時まで深く考えたこと
なかった

大切にするって思いだけでは
家族とは言えない

時に辛い選択もしないといけない

それが家族

その気づきは
ぺるぽに受け継いでいくよ

ありがとうモキュ

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