SOU・SOUのインスタグラム(sousoukyoto) - 6月12日 18時58分


SOU・SOUあれこれ 「博多献上帯」

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熟練の職人さんの手間と技術によって織られる帯は、日本の織物文化と衣装文化を支えてきた伝統工芸品でもあります。

■実用性と芸術性に秀でた博多織

博多織は縦糸を多さに対して、太い横糸で柄を表現す織物。
京都の西陣織とは逆で『縦の博多で横の西陣』などと言われることもあり、織物としての実用性と芸術性が高く評価されています。

また、博多織は男性の帯や女性の半巾帯など堅牢なしっかりした帯を織るのが得意で、江戸時代の文献には「身体は切られても帯(博多織)は切られない」という言葉が残っていたほど。現在でも男帯のシェアは博多織が半分以上を占めており、博多帯と聞いて男帯をイメージする方も多いかもしれません。

少し変わったところでは、相撲界は番付が十両以上に上がると博多織をしめることが許されているそうです。今も昔も博多帯は憧れでもあり、ステータスでもあるのです。

■博多織の老舗織元「西村織物株式会社」

SOU・SOUの博多帯は全て博多織の老舗、西村織物謹製。160年以上の歴史は博多でも最古の織元です。

博多織は今から約780年前中国・宋から伝えられたのが起源とされ、江戸時代に筑前・黒田藩のお殿様が徳川幕府へ博多帯を献上したことで全国的な知名度を得ました。

落語界では真打に昇進すると「西村織物の帯」を締めて高座に上がるそう。西村織物の博多帯の特別感と格の高さが窺い知れるエピソードですね。

■献上帯の柄に込められた願い

SOU・SOUの博多帯は「献上帯(けんじょうおび)」と言われる博多織を代表する柄。仏具と縞のモチーフが表現されています。

中子持縞(なかこもちじま)、両子持縞(りょうこもちじま)の2種類の縞模様に華皿(はなざら)と独鈷(どっこ)という仏具。それぞれには家内安全・子孫繁栄に魔除・厄除の願いが込められています。

歌舞伎の演目にも厄除として「博多帯」をしめるというシーンが登場するほど、昔の人々の想いや願いの強さが分かります。そんな伝統的な献上の文様をSOU・SOU流にアレンジしたのがSOU・SOUの新献上帯。

■最後に・・・

SOU・SOUプロデユーサー若林が博多帯を締めている時に「あんた、ええ博多やな」と声をかけられたことがあるそうです。その時は何のことか分からなかったそうですが「あんた、良い博多帯してるな」という意味だと知ったのは後々のこと。

良質な男帯の代名詞が博多帯、それほどに多くの人がその良さを感じているのは周知の事実。本物を長く大切に使う、そんな想いに相応しい帯ではないかと思います。 ぜひ、SOU・SOUの博多帯で自由な和装を楽しんでみませんか?(ハルナ)

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2023/6/12

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