末吉里花のインスタグラム(rikasueyoshi) - 5月7日 14時54分


生き生きした美しい蝶の繊細な絵!
一目惚れして購入しました。

この絵は、長崎県の川棚町に計画されている石木ダム建設予定地のこうばる(川原)地区にお住まいの、こうばるほずみさんがお描きになったものです。ほずみさんは、こうばる地区の入り口に、素敵なギャラリーを開いています。先月、私は石木ダム建設予定地であるこうばるを訪ね、ギャラリーに立ち寄りました。そこには、壁一面にこうばるの希少な生き物や、日本の原風景ともいえる里山に暮らす人たちの様子が描かれている絵が飾られていました。その絵と重なるように、窓からは鳥たちが自由に歌い、そよ風が木々を揺らし、美しい自然が見えていました。
が、その奥には、破壊された山が見えました。

実はこの場所はダムの底に沈むかもしれません。
この土地には13世帯の人々がいまだに暮らしていますが、ダム建設のために事業主が土地を収用してどんどん壊し始めているのです。

ここに住む13世帯の方々の暮らしはどうなるの?
この絵に描かれているような希少な生き物たちの命はどうなるの?
50年前に計画されたこのダムは、公共のために本当に必要なのだろうか?
色々な疑問が浮かびます。

国民の税金が約600億も費やされる計画です。
人口減少で、ダムの維持費を負担する人も減っていき(つまり、分母が減るのに、分子は増えるという構造)、水を利用する人も減っていくのに?

大学の研究者や河川管理や水利用の専門家、環境NPOなどが発信するさまざまな客観データを見ると、防災や水利用など色々な角度から見ても、私にはなぜこのダムが必要なのかまったくわかりませんでした。
一度壊した自然は二度と元に戻りません。
感情論ではなく、本当にこのダムが公共のために必要なのかを改めて精査すべきだと思います。

日本のあちこちで、同じようなことが起きているように思います(神宮外苑の森を破壊して、高層ビルを建てる計画の話も然り)。そして、そこには命懸けで自然や暮らし、歴史や文化を守っていこうとする市民たちがいます。生きている間に、偶然にも知る事柄に対しては、私は傍観者ではなく、できる限り「共事者」になりたいと思っています。この言葉は斎藤幸平さんが教えてくださいました。当事者にはなれないかもしれないけれども、共に考えて、少しでも何かできることはしたい、と思っています。(でも、いつだって私自身も当事者になる日が来るかもしれない。)

蝶の絵を見るたびに、色々と思うこの頃です。

もっと詳しく知りたい方は、下記のサイトをご覧ください。
https://change-ishiki.jp/

また、辻井隆行さんのFBにも詳しく綴られていますので、ぜひご覧ください。

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=pfbid02AxDECP7oaQ2JGJMTM72QCicgBup4WS6rbRjCcXn56WttsVeU4v68GfFqd6eWMfsGl&id=100011676019551

#changeishiki #koubaru #こうばる #いしきをかえよう


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2023/5/7

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