井川祐輔さんのインスタグラム写真 - (井川祐輔Instagram)「【Re born編】 ⁡ 『状況』不動産業界に転職し、40歳絶賛オールドルーキー中。 ⁡ 『職歴』 ①サッカー選手(日本→香港) 2001-2019 ②監督、スクール運営(香港) 2019-2020 ③ファンクリエイター(バリュエンスジャパン) 2021-2022 ④不動産仕入れ営業(現在) 2023- ⁡ 『兼ねてからの課題』プロアスリートのセカンドキャリアの難しさ(※抽象的ですみません)。 ⁡ に関して、今日改めて仕事をしながら思ったことを、個人の独断と偏見を元に、忘備録として書き綴ろうかと思います。 ⁡ ※それぞれ考え方や感じ方があると思うので、井川はそう考えるのね...。程度で、よろしくお願いいたします。 ⁡ --------------------------------- 不動産業界と言っても色々な業態があります。 1.賃貸 2.管理 3.売買 4.建売などなど。 ⁡ 今、僕が席を置いているのは4の建売業者になります。仕事内容は、［土地の仕入れをして自社の戸建てを建築し、販売することです。］僕の主な業務は土地の仕入れになります。［不動産業者(主に売買仲介)さんに飛び込み営業をして、土地の情報を取得し購入する。］これを任せられています。 ⁡ 結論から言うと、めっちゃ楽しいですし、充実した日々を送っています。では、何が楽しいの？と言うことになりますが、その理由としては、 (A)家が好き →外観や間取り、インテリアに興味ありあり (B)川崎を舞台に営業が出来ている →川崎フロンターレに在籍していたのが大きい (C)不動産の知識を得られる →宅建、税制、資産運用など →人生に役立つ ⁡ と言う背景があり、毎日の通勤が楽しみで、充実感で心が満たされています。ただ、営業職なので、数字やノルマが求められるのも確かな世界です。 ⁡ ただこれに関しては、プロの世界に身を置いていた人間として、数字や結果を出すことが求められた18年間だったので、結果を出せば給料が上がるし、そうじゃなければ、それなりの給料というのは何の違和感もありません。 ⁡ で、今日、弊社の戸建ての清掃をしていて思ったこと。やっぱり【好き】と言う感情で心が満たされていないと、自分は努力を出来ないし、仕事を継続することは出来ないんだな... と改めて認識しました。サッカー選手を引退するまでの約33年間、大好きなサッカーを仕事にし、お金を稼いできました。サッカーの為なら、辛い事だって耐えれたし努力を継続することができました。サッカー選手であるときは、『サッカー > お金』でした。好きなサッカーをして、気付いたら人よりは多くのお金をいただいていた。ただそれだけ。 ⁡ しかし、サッカー選手を引退したら、皆さんもご存知の通り、ドラマの「オールドルーキー」状態になります。・ビジネスマン1年目・愛する家族がいる・サッカー以上か同等の好きな事がない・お金の事が心配になる・自分より年下が上司 ⁡ などなどの環境に身を置くことになります。その様な環境下でも、逞しく生きていける人もいれば、将来が不安になり、自分を見失いかける人もいるでしょう。僕は後者でした... ⁡ 自分の中の『サッカー選手だった』という変なプライドを捨てきれなかったり、周りの人達の言う、「これだけ頑張ってこれたんだから、次のステージでもその経験が役に立つよ！君みたいな人なんてほとんどいないから！」と言われると、ビジネスマン1年生としては、サッカーの経験がビジネスの世界で何に役立つのかが、紐付きません。 ⁡ 不安な日々を過ごす生活で、毎日考えていたこと。『サッカー以外で、サッカーくらい同じ気持ちになれて頑張れる仕事って、なんだろう...』でした。 ⁡ 有難いことに、引退をしてから、・監督業・スクールコーチ業・モデル業・スポーツビジネス業を経験しました。どれも楽しかったけれど、心から楽しんでいたのか？と自分に問いかけたら、答えはNOでした。 ⁡ 気付いたらサッカーが好きだった... と同じく、目の前の仕事を継続したら好きになるのかも！と思いましたが、不動産業界に転職して、サッカーをしている時と同じ様な感覚になりつつある自分を感じました！ ⁡ 【この仕事好きかも...】これなら毎日、充実した日々を送れるかも... ⁡ 将来引退を迎える現役選手に僕の経験から言えることは、『サッカー以外の好きな事』を見つけ、それを仕事にした時に、サッカー小僧だった自分や、現役時代の様な気持ちになれて、仕事>お金になれるか！が、重要なんじゃないかな？と思いました。 ⁡ 家族を支え養っていくにあたり、現実を直視しなくてはいけないのは重々承知してますが、 10年後、20年後もその仕事で頑張っていけますか？人生を謳歌できますか？ ⁡ 人それぞれの価値観があり、考え方があるので、僕の考え方は、一意見として、セカンドキャリアをどの道に進むか悩んでいる選手に、少しでもお役に立てれば幸いです。 ⁡ 長文失礼しました！」4月22日 21時34分