SAYUKIさんのインスタグラム写真 - (SAYUKIInstagram)「船に乗れ!  クラシック音楽一家に生まれ育ったチェロを弾く主人公が音楽高校での友情、恋愛、そして自身の葛藤と成長を描いた青春音楽小説3部作。  dくんのピアノの先生からのお薦めでお借りしました。先生はレッスンだけではなく音楽イベントやコンサートから、音楽モノの映画、小説からアニメや漫画まで色々な音楽情報を教えてくれます。音楽愛ですね☺️💕  私は3歳から人前で歌い、小学校ではミニコンサートを開き(ジャイアンか笑)16歳から本格的にヴォイストレーニングを受け、20歳でデビューをした経緯があり、クラシックは通らずにここまで来たので、音大や音高って行ってたらどうだったのかなあ、、とぼんやりとした憧れのようなものもあり。 もちろんヴォイストレーニングも厳しい先生には陰で悔し涙を溢しながらもしごかれましたが、、  この小説に出てくる、プロの奏者を目指す高校生達の練習に次ぐ練習の日々は尋常じゃない。楽器を上手く、それ以上に弾くってとんでもない鍛錬の賜物です。  息子と一緒にピアノを始めて1年9ヶ月ですが、やればやる程「ああ、あんな風には一生なれないんだな、、」と思い知らされます。(でも私は歌が基本なので、そこそこ弾ける所を目指してまだまだ頑張り中です!)  主人公は高校でやっと音楽に真剣に打ち込む仲間達と出会うのですが、周囲の期待と自身の才能に思い悩み、壁にぶち当たるのです。  「音楽で食べて行けるのか」これは遥か昔から音楽を志すもの全てに重くのしかかるであろうお言葉、、音楽だけじゃなく、〇〇で食べて行けるのか?と高校生が言われれば何でも怖気付いちゃうと思いますが笑、高校生で将来、進路を決めるって正直正解なんて出せないですよね。  そんな葛藤の中、初めての恋愛でのとんでもない試練に更に心の中ぐちゃぐちゃで挑む高校のオーケストラ。 ですが、最後のコンサートのハイライトはまるでその会場にいるかのような圧巻の臨場感で、頭の中をオーケストラの音が響き渡り涙が込み上げました。全ての感情と全身全霊を全員で音にのみ捧げる瞬間。  大人になった主人公が高校時代の過去全てを事細かに振り返りながら綴る形式となっていますが、こんな瞬間を経験をしたら何十年経とうが鮮明に蘇るのだろう、と弾けもしないチェロやらバイオリンなんかを持ってまるで自分までステージにいたかのような錯覚を起こしていたのでした。。  その後の夢物語でないリアルライフを送る主人公の哀愁に、美しく輝いた儚い青春を誰しもが胸に抱えて生きるのだ、、と切なくも共感しつつある自分に驚いたのでした。そうか私も大人なのだな。  みなさんはどんな青春を送りましたか? 何かに燃えた事はありましたか?  #船に乗れ! #藤谷治 #音高 #チェロ #オーケストラ #音楽小説 #音楽青春小説 #SAYUKIbook #書評 #読書感想文#小説 #novel #本好き #クラシック音楽  #おすすめ本 #本好きな人と繋がりたい」4月16日 23時02分 - sayukisvoice

SAYUKIのインスタグラム(sayukisvoice) - 4月16日 23時02分


船に乗れ!

クラシック音楽一家に生まれ育ったチェロを弾く主人公が音楽高校での友情、恋愛、そして自身の葛藤と成長を描いた青春音楽小説3部作。

dくんのピアノの先生からのお薦めでお借りしました。先生はレッスンだけではなく音楽イベントやコンサートから、音楽モノの映画、小説からアニメや漫画まで色々な音楽情報を教えてくれます。音楽愛ですね☺️💕

私は3歳から人前で歌い、小学校ではミニコンサートを開き(ジャイアンか笑)16歳から本格的にヴォイストレーニングを受け、20歳でデビューをした経緯があり、クラシックは通らずにここまで来たので、音大や音高って行ってたらどうだったのかなあ、、とぼんやりとした憧れのようなものもあり。
もちろんヴォイストレーニングも厳しい先生には陰で悔し涙を溢しながらもしごかれましたが、、

この小説に出てくる、プロの奏者を目指す高校生達の練習に次ぐ練習の日々は尋常じゃない。楽器を上手く、それ以上に弾くってとんでもない鍛錬の賜物です。

息子と一緒にピアノを始めて1年9ヶ月ですが、やればやる程「ああ、あんな風には一生なれないんだな、、」と思い知らされます。(でも私は歌が基本なので、そこそこ弾ける所を目指してまだまだ頑張り中です!)

主人公は高校でやっと音楽に真剣に打ち込む仲間達と出会うのですが、周囲の期待と自身の才能に思い悩み、壁にぶち当たるのです。

「音楽で食べて行けるのか」これは遥か昔から音楽を志すもの全てに重くのしかかるであろうお言葉、、音楽だけじゃなく、〇〇で食べて行けるのか?と高校生が言われれば何でも怖気付いちゃうと思いますが笑、高校生で将来、進路を決めるって正直正解なんて出せないですよね。

そんな葛藤の中、初めての恋愛でのとんでもない試練に更に心の中ぐちゃぐちゃで挑む高校のオーケストラ。
ですが、最後のコンサートのハイライトはまるでその会場にいるかのような圧巻の臨場感で、頭の中をオーケストラの音が響き渡り涙が込み上げました。全ての感情と全身全霊を全員で音にのみ捧げる瞬間。

大人になった主人公が高校時代の過去全てを事細かに振り返りながら綴る形式となっていますが、こんな瞬間を経験をしたら何十年経とうが鮮明に蘇るのだろう、と弾けもしないチェロやらバイオリンなんかを持ってまるで自分までステージにいたかのような錯覚を起こしていたのでした。。

その後の夢物語でないリアルライフを送る主人公の哀愁に、美しく輝いた儚い青春を誰しもが胸に抱えて生きるのだ、、と切なくも共感しつつある自分に驚いたのでした。そうか私も大人なのだな。

みなさんはどんな青春を送りましたか?
何かに燃えた事はありましたか?

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2023/4/16

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