YeYeさんのインスタグラム写真 - (YeYeInstagram)「話題の「Everything Everywhere All at Once」観てきました。 @everythingeverywheremovie   人が一極集中する状態が得意でないから流行りのものを観るならだいたいあとで観ることが多い&日曜日の人混みに突っ込みに行くというのはなかなかのハードモード、だけれどもA24というのがわしをそうさせたのか、どうなのか、知らんけど。  気が付けばいつのまにかA24の作品を観ていたということが多いけど、好きな映画が多いんですよ、と一口に言うのはなんか違う、いやもちろん嫌いなわけでもない、普通くらいとかそういうのでもない、いやなんていうか、脳みそを通らずに直接心臓にボフッと突っ込んでくる映画が多い印象で、Instagramで流れてくるKe Huy Quanの受賞スピーチがあまりにも胸を打つのでどうしても観にいきたかった。  と前置きがいつものように長くなったところで、映画が始まって10分くらい経った頃に、(おっと、これは賛否両論わかれるやつやな、わしはどっちなんや、いったいどっちなんだい)状態で観進める。隣のカップルが一体どんな気持ちで観に来ていたのか、そんなどうでもいい他人事にまで関心を寄せながら、気が付けば一気に映画に惹きこまれ。 すでに鑑賞済みのある人からは効果音にびっくりしすぎて初めて映画館で耳栓がわりのイヤホンをつけたと聞いていたものだから、ちょっとした緊張状態を保持しながらある程度の音量を覚悟して画面に目線を送る。結果、気が付けば同じ時間帯に観ていた観客の誰よりも泣いていたかもしれないくらい感動して、あっという間にまた心臓に来た。出た、この感覚。  メタバースに詳しいわけでもなく、コインランドリー経営に詳しいわけでもなければわしには娘がいないので、なぜここまで涙が瞼を超えてくるかは言葉ではうまく説明できず、わからない。けど、個人的に新しい映画体験を提示されたような感覚になったことだけは確かで、我々おとなは、映画に限らず歳を重ねるとあまりにも枠組みを決めてから物事に挑みすぎる。これはきっと何も考えないで観てもいいし、泣けてきたら泣けばいい。面白くなかったら面白くなくたっていい。全部肯定された感じにもまた泣ける。 (わしの涙は信用ならないのでみなさまはわしの感想に対して不信用でお願いします)  そしてこの映画を鑑賞した後に一番口から出したかった感想、それは、  「壮大であればあるほど超個人的なこと」  ゼロイチの世界から始まり、このケオティックさを肯定した人たちがいて、さまざまな工程を乗り越えこの映画が可視化されたプロセスを想うとまた涙が止まらなくなり、わしと同じくらい泣いてたっぽい右上の人と握手したかったです。  ネタバレにならないように割愛しますが細かいところで言うとおとうさんと抱き合った時におかあさんのセーターの背中の刺繍が「PUNK」なのもよかったし、劇中の会話で出てきた"We are small and stupid"のセリフも刺さった。 帰り道にイヤホンでサントラを聴き、滴る雨の中バスと徒歩で帰宅して(もしかしてわたしもエヴリンみたいになってもうたらどうしよう)と思った方は心の中で挙手をお願いします。  昔ここに辛抱たまらず感想を書き殴った「ミッドサマー」以来、またこのベスト5に入るとかそういうのじゃないんだけどここまで饒舌にさせてくる作品、やっぱり映画って最高。  もう出尽きたネタかと思いますが当時2歳のお子に作った軍手人形のパーツが余っていたのでなんの迷いもなくここに貼らせていただきます。  なっが!  #いえいえいが #everythingeverywhereallatonce」3月26日 19時49分 - yeyestagram

YeYeのインスタグラム(yeyestagram) - 3月26日 19時49分


話題の「Everything Everywhere All at Once」観てきました。 @everythingeverywheremovie

人が一極集中する状態が得意でないから流行りのものを観るならだいたいあとで観ることが多い&日曜日の人混みに突っ込みに行くというのはなかなかのハードモード、だけれどもA24というのがわしをそうさせたのか、どうなのか、知らんけど。

気が付けばいつのまにかA24の作品を観ていたということが多いけど、好きな映画が多いんですよ、と一口に言うのはなんか違う、いやもちろん嫌いなわけでもない、普通くらいとかそういうのでもない、いやなんていうか、脳みそを通らずに直接心臓にボフッと突っ込んでくる映画が多い印象で、Instagramで流れてくるKe Huy Quanの受賞スピーチがあまりにも胸を打つのでどうしても観にいきたかった。

と前置きがいつものように長くなったところで、映画が始まって10分くらい経った頃に、(おっと、これは賛否両論わかれるやつやな、わしはどっちなんや、いったいどっちなんだい)状態で観進める。隣のカップルが一体どんな気持ちで観に来ていたのか、そんなどうでもいい他人事にまで関心を寄せながら、気が付けば一気に映画に惹きこまれ。
すでに鑑賞済みのある人からは効果音にびっくりしすぎて初めて映画館で耳栓がわりのイヤホンをつけたと聞いていたものだから、ちょっとした緊張状態を保持しながらある程度の音量を覚悟して画面に目線を送る。結果、気が付けば同じ時間帯に観ていた観客の誰よりも泣いていたかもしれないくらい感動して、あっという間にまた心臓に来た。出た、この感覚。

メタバースに詳しいわけでもなく、コインランドリー経営に詳しいわけでもなければわしには娘がいないので、なぜここまで涙が瞼を超えてくるかは言葉ではうまく説明できず、わからない。けど、個人的に新しい映画体験を提示されたような感覚になったことだけは確かで、我々おとなは、映画に限らず歳を重ねるとあまりにも枠組みを決めてから物事に挑みすぎる。これはきっと何も考えないで観てもいいし、泣けてきたら泣けばいい。面白くなかったら面白くなくたっていい。全部肯定された感じにもまた泣ける。
(わしの涙は信用ならないのでみなさまはわしの感想に対して不信用でお願いします)

そしてこの映画を鑑賞した後に一番口から出したかった感想、それは、

「壮大であればあるほど超個人的なこと」

ゼロイチの世界から始まり、このケオティックさを肯定した人たちがいて、さまざまな工程を乗り越えこの映画が可視化されたプロセスを想うとまた涙が止まらなくなり、わしと同じくらい泣いてたっぽい右上の人と握手したかったです。

ネタバレにならないように割愛しますが細かいところで言うとおとうさんと抱き合った時におかあさんのセーターの背中の刺繍が「PUNK」なのもよかったし、劇中の会話で出てきた"We are small and stupid"のセリフも刺さった。
帰り道にイヤホンでサントラを聴き、滴る雨の中バスと徒歩で帰宅して(もしかしてわたしもエヴリンみたいになってもうたらどうしよう)と思った方は心の中で挙手をお願いします。

昔ここに辛抱たまらず感想を書き殴った「ミッドサマー」以来、またこのベスト5に入るとかそういうのじゃないんだけどここまで饒舌にさせてくる作品、やっぱり映画って最高。

もう出尽きたネタかと思いますが当時2歳のお子に作った軍手人形のパーツが余っていたのでなんの迷いもなくここに貼らせていただきます。

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#everythingeverywhereallatonce


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2023/3/26

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