立教大学さんのインスタグラム写真 - (立教大学Instagram)「男子駅伝チーム前主将・ミラー千本真章さん「チャンスは不平等」チャペルニュース寄稿文を紹介します  【チャンスは不平等】 今回立教新座中学から大学までの10年間を振り返りながら、皆さんに伝えられることを文章で綴りたいと思います。  私はある教授の言葉が頭にずっと残っています。「チャンスは不平等」。どういうことだろうとはじめは思いました。私達には平等な時間が与えられています。部活動に熱中する人もいれば、勉強に励み、高みを目指す人もいるでしょう。しかしチャンスはどうでしょうか。コロナ禍で多くの行事が無くなりました。スポーツの大会が中止になり、自身の能力を披露する場面もなく卒業した人もいるでしょう。そういった時の運に左右されることが、我々の周りには多く存在します。  2018年冬、私にはチャンスが舞い込んできました。「立教箱根駅伝2024」です。立教150周年に向けて箱根駅伝出場を目指すにあたり、陸上界のスーパースターである上野裕一郎選手を監督に招き、寮を新たに作り、選手が練習に励むというものでした。この朗報を隣のクラスの友人が、ショートホームルームの時に教えてくれて、物凄く興奮したのを昨日のことのように覚えています。すでに大学の練習に参加しており、入部は決めていたため、スター選手に教われる喜びは今でも忘れません。私達の代まではいわゆる非強化世代(スポーツ推薦がいない)、下の学年からは全国の名だたる強豪校から入部してきました。怖さもありましたが刺激をもらえるワクワク感の方が強く、一緒に生活する中で多くの学びがあり、一選手として大きく成長することができました。実際に実力面でもタイトル獲得や日本選手権にも出場することができ、監督の指導や支えてくださった方々には感謝しかありません。そして立候補して主将になったラストイヤー、箱根駅伝本選出場を決め55年ぶりに箱根路に「R」のユニフォームが戻ってきました。本選出場を決めた予選会の日の涙は一生の宝であり、歴史を動かした立教陸上部に携われたことを誇りに思います。  勿論ここまで楽しい時間ばかりではありませんでした。1年かかった怪我からの回復、コロナ禍による大会の中止、応援のない大会、チーム運営における失敗の日々。苦しみ悩み、もがいた時間があったからこそ生まれた、最高の瞬間を得ることができたのだと思います。そして発展途上であったチームの立ち上げである最初の4年間だからこそ得られた、唯一無二の経験はこの先一生色褪せないと私は思います。  皆さんの周りを見てください。どんなチャンスがありますか。その時でしか得られない経験がたくさんあります。もし一学年下だったら、上だったら、他大学に行っていたら、大きく人生は変わってくると思います。高校生であれば学科選びの際、キャンパスだけで選んでいませんか。どの学科に行って何を学びたいか考えていますか。留学やボランティアなど、世界に視野を向けてもいいと思います。自由の学府であるこの立教だからこそ掴めるチャンスに、いつでも飛び込める準備をしておくことが、最も大切なことだと私は思います。  ※本文はチャペルニュース第626号(2023年2・3月号)に掲載されたミラー千本真章さんの寄稿文です。  https://www.rikkyo.ac.jp/hakone2024/news/2023/mknpps0000025wil.html  #箱根駅伝 #立教箱根駅伝2024 #立教大学 #立教 #江戸紫」3月23日 11時34分 - rikkyouniv

立教大学のインスタグラム(rikkyouniv) - 3月23日 11時34分


男子駅伝チーム前主将・ミラー千本真章さん「チャンスは不平等」チャペルニュース寄稿文を紹介します

【チャンスは不平等】
今回立教新座中学から大学までの10年間を振り返りながら、皆さんに伝えられることを文章で綴りたいと思います。

私はある教授の言葉が頭にずっと残っています。「チャンスは不平等」。どういうことだろうとはじめは思いました。私達には平等な時間が与えられています。部活動に熱中する人もいれば、勉強に励み、高みを目指す人もいるでしょう。しかしチャンスはどうでしょうか。コロナ禍で多くの行事が無くなりました。スポーツの大会が中止になり、自身の能力を披露する場面もなく卒業した人もいるでしょう。そういった時の運に左右されることが、我々の周りには多く存在します。

2018年冬、私にはチャンスが舞い込んできました。「立教箱根駅伝2024」です。立教150周年に向けて箱根駅伝出場を目指すにあたり、陸上界のスーパースターである上野裕一郎選手を監督に招き、寮を新たに作り、選手が練習に励むというものでした。この朗報を隣のクラスの友人が、ショートホームルームの時に教えてくれて、物凄く興奮したのを昨日のことのように覚えています。すでに大学の練習に参加しており、入部は決めていたため、スター選手に教われる喜びは今でも忘れません。私達の代まではいわゆる非強化世代(スポーツ推薦がいない)、下の学年からは全国の名だたる強豪校から入部してきました。怖さもありましたが刺激をもらえるワクワク感の方が強く、一緒に生活する中で多くの学びがあり、一選手として大きく成長することができました。実際に実力面でもタイトル獲得や日本選手権にも出場することができ、監督の指導や支えてくださった方々には感謝しかありません。そして立候補して主将になったラストイヤー、箱根駅伝本選出場を決め55年ぶりに箱根路に「R」のユニフォームが戻ってきました。本選出場を決めた予選会の日の涙は一生の宝であり、歴史を動かした立教陸上部に携われたことを誇りに思います。

勿論ここまで楽しい時間ばかりではありませんでした。1年かかった怪我からの回復、コロナ禍による大会の中止、応援のない大会、チーム運営における失敗の日々。苦しみ悩み、もがいた時間があったからこそ生まれた、最高の瞬間を得ることができたのだと思います。そして発展途上であったチームの立ち上げである最初の4年間だからこそ得られた、唯一無二の経験はこの先一生色褪せないと私は思います。

皆さんの周りを見てください。どんなチャンスがありますか。その時でしか得られない経験がたくさんあります。もし一学年下だったら、上だったら、他大学に行っていたら、大きく人生は変わってくると思います。高校生であれば学科選びの際、キャンパスだけで選んでいませんか。どの学科に行って何を学びたいか考えていますか。留学やボランティアなど、世界に視野を向けてもいいと思います。自由の学府であるこの立教だからこそ掴めるチャンスに、いつでも飛び込める準備をしておくことが、最も大切なことだと私は思います。

※本文はチャペルニュース第626号(2023年2・3月号)に掲載されたミラー千本真章さんの寄稿文です。

https://www.rikkyo.ac.jp/hakone2024/news/2023/mknpps0000025wil.html

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2023/3/23

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