徳永有美さんのインスタグラム写真 - (徳永有美Instagram)「さっきラジオで「獅子座の方は今日で花粉症終わりでーす」と言っていた。うそでもうれしい。先日娘とスピルバーグの「The Fabelmans」を観に行った。スピルバーグの自伝的作品ということで、映画に魅了された少年が、映画監督として夢をつかむまでのきらきらストーリーなのかと思っていたら…とんだ大間違いでした。娘がどこまで理解できたか謎ですが、とても切実な映画です。少年期、映画に魂を射抜かれ、映画を創ることの原体験と、その人生を本能的に選んだことが、大切な人々との関わりを残酷に超えさせ、スピルバーグの芸術、創造の輪郭をあらわにしていく。社会や家族の中で、ごく普通に生きていれば見えないものや感じたくないものが、一人の作り手としては、芸術的に明確に見える世界があり、それを映画にしていくことの宿命。スピルバーグが映画を創るということの核心が、なんの飾り気もなく、清廉に描かれている。だから夢もへったくれもない。実にせつない。そんな映画でした。」3月20日 7時23分