樋口千紗のインスタグラム(chisa.higuchi) - 2月14日 14時26分
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【カンクン旅行記録】
2012年人類滅亡予言の元となった
マヤ文明に浸るべく、チチェン・イッツァ遺跡の
ピラミッド「エル・カスティージョ」を見に。
(ここからがめっちゃ深いからかなり長文ですw)
ピラミッドの正面で手を叩くと(3枚目)
すぐに「ケトゥン、ケトゥン」ってケツァールという
鳥の鳴き声で返ってくる仕組みが凄すぎる!
古代にこんな音の計算までして
ピラミッドを設計したなんて驚き。
ちなみにケツァールはマヤ文明の最高神である
蛇の神様「ククルカンの使い」とされています。
このピラミッドにはククルカンが祀られていて
ピラミッドの先端には蛇の頭も見えます。
しかも面白いのが、ピラミッドの4面全ての階段数は
91段になっていて、それに最上段の神殿を1段として
合計することで365段になることから、ピラミッド自体が
1年を表す巨大カレンダーになっているということ。
昔の人はカレンダーがなくても
すでに暦の周期や特性に気づいていたんだなと思うと
感慨深いものがある。
マヤ人は高度な数学や天文学の知識を持っていたとされていて、
それが一つ一つの遺跡に顕著に現れています。
なぜなら、春分・秋分の日には階段部分に
神様であるククルカンの蛇の模様が影として
浮かび上がるよう設計されているそうな。
もう、全てが緻密な計算によるものでしかない。
そして、敷地内にある「戦士の神殿」では、
生け贄から取り出した心臓を捧げる
人身御供の儀式も行われてたらしい😨
残虐に思うけど、当時は生け贄に選ばれるのは
「名誉なこと」とされていたそうな。
敷地内には、他にも様々な遺構があって
当時のマヤ人の価値観や儀式を表現した
よく見るとかなりかなり残酷な彫刻も
たくさん残っているのが見応えあり。
さらに「球戯場」で行われていた球技は
娯楽のためのゲームではなく、
まさかの生け贄のために神に祈りをささげる宗教儀式。
球技の内容は、とても高い場所にある石の輪に
ボールをくぐらせるという謎のゲーム。
ルールが独特で、手を使わずに上腕や腰で
ボールを打つらしい。←ほんま何がおもろいん?と思うw
けど、この球技は命をかけたゲームなので、
勝利したチームのキャプテンは首を切られて
神に生贄としてささげられんのだと。
なんで勝った方が首切られんねん、と一瞬思ったけど、
さっき書いたように生け贄にされるって
当時は名誉なことだからか。と、すぐに合点がいきました。
てかさ、何かにつけてすぐ「生け贄」。心臓捧げたり。
ここの地元の人も「マヤ人はクレイジーピーポー」って言ってた。
かなり過激な歴史にまぁまぁなショック受けたけど、
それも含めて、当時は科学的に分からなかった事物を
なんとかして、自分たちが納得して生きていくために、
「生きる理由」を見出したのだと思うと
安易に今の自分の価値観で否定できないとも思ったり。
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2023/2/14