野村真一郎さんのインスタグラム動画 - (野村真一郎Instagram)「龍の峰 V13/14✔️ 2023.01.22 FA @daisukeichimiya このラインはカンテにニーバーするムーブが発見され、それだと公表グレードのV13/14から大きくずれて体感はV12くらいだそう。それを聞いて、僕はいつも通り初登で感じた強度を体感したいと感じたし、やっぱり自分の中では真っ向で力全開で勝負してるクライマーを見るのが最も痺れる瞬間なので、僕はニーバー無しの真っ向勝負で登った。結果、このラインは自分のタイプに合いすぎてたのかバラし含め4トライで登ることが出来た。体感グレードはV13あたりなのかなと感じた。まあそんなことよりとにかくかっこいいし、めちゃくちゃ良いラインを登れたから嬉しかった。最近、グレード問題は本当に難しいと感じる。初登者側の視点ではそのラインはプロジェクトなので、可能性があるかどうかも分からず威圧感を感じ難しく感じてしまう事が多い。再登者側の視点では、既に作品であり最低限人間にとって可能である事を理解しているので後は自分のポテンシャルを引き出すだけ。その違いはかなり大きい。誤差がうまれてしまうのはしょうがない。違うムーブが出てしまったら尚更。クライミングは、自分の限界を押し上げてくれそうな課題を自分で見つけて選んで挑戦し、それを自力で乗り越えた時に初めて本当の嬉しさや感動を知る。グレードに囚われすぎるとこれは一生体感出来ない。自分の最高グレードに近いが明らかに自分の体感だと優しめな課題が登れた時、そのグレードを登った事自体の喜びはあるがそれは一瞬で、本当の嬉しさは無い。僕はとにかくこれからも自分の限界を押し上げていきたいし、かっこいいと思うスタイルを追求していきたい。そして、ムーブの選択もこだわりたい。今の僕にとってのそれが正にフローティン。まじでかっけぇあのライン、、、そして岩登りにおいて何より大切なのは、ラインに可能性を見出した初登者への敬意と、開拓者の方々への感謝。全ての尽力のおかげで、かっこいい岩を登る機会を今回も頂きました。ありがとうございました！ 📸: @naoki__shimatani @rokdo_team @montura_official @monturajapan @unparallelup @rockmasterhq_caravan @frictionlabs @project_daihold @clover_resole @hamasakichiryoin0929」1月24日 20時25分