北向珠夕さんのインスタグラム写真 - (北向珠夕Instagram)「私がいつかのストーリーにあげたこの本の感想をメッセージで送ってくださった方がいたので、私も自分の携帯のメモに書いていた感想をせっかくなのであげてみます。  -------------------------------------- 12/24 3:54 入力  本を好きにさせてくれた本  記憶が確かなら2019年に発売されてすぐに買った本。 当時私はまだ19歳。 読書が好きではありませんでした。 学生の頃の毎朝10分の朝読書の時間が苦手で、さらに部活で疲れていたので本を持ちながら寝ていた記憶があります。  むらさきのスカートの女は 本屋さんで見かけて、安易ながら表紙と装丁に惹かれて衝動買いをしました。 読書が好きではありませんでしたが読書が人生にプラスになるんだろうなとは思っていたので、なんとなく読み始めてみたら スルスルと読めすぎて驚きました。 あんなに没頭して読めたのはこの本が初めてでした。 久しぶりに本屋に行ったら文庫本が出ていたので買い、2022.12/23改めて読了しました。 やっぱり面白いです。 怖い。と感想をもつ方も多いみたいですが、私はこの本を読んでいる間、ずっとワクワクする。 電車で読んでも自宅で読んでも、どんな状況でもワクワクする。 今村夏子さんの世界観を理解しようとしたところで、今村夏子さんではないから無理です。 この本の私の楽しみ方は今村夏子さんの頭を少し覗かせていただく気持ちで読む。 物語を楽しむというよりはこの本の世界に浸る方が楽しめる。 個人的な感想ですが、今村夏子さんの むらさきのスカートの女という本に関しては 例えば、「私は」から始まるこの一文は「私」とは誰のことを言っているのだろう?むらさきのスカートの女?それとも黄色いカーディガンの女?とかを深く考えてしまえば考えてしまうほど読み進めるのが難しいのではないかと思う。  今村夏子さんの世界へとお邪魔させてもらえる切符がこの一冊。 どうしてこんな状況を思いつくんだろう。と考え始めたらもう止まらない。 別の本を読んでいても今村夏子さんならこう書くのかな?とかばかり考えてしまう。 恋をしてるような感覚に近い。 もはやしている気もする。 2019年に読んで、満足し、一度離れたが最近また夢中になって読んだので 別れてよりを戻したカップルのようだなと思います。 実際は一方的に私の片思いではあるけど(笑)  覗かせていただいたうえで感じたのは、 誰かがうまくいっている時はきっと誰かが見えないところで苦しい思いをして支えてくれているかもしれない。というのを、黄色いカーディガンの女の視点で描くことによって 苦しんでいるわけじゃないよ。あなたが好きだから勝手にやってる事なんだよ。だからあなたは好きなように生きなさい。と読む人に言ってくれている気がします。 にしても黄色いカーディガンの女がなぜそこまでむらさきのスカートの女に惹かれているのかはいつか今村夏子さんに聞いてみたいです。 -------------------------------------- #むらさきのスカートの女」1月12日 18時04分 - kitamuki_miyu

北向珠夕のインスタグラム(kitamuki_miyu) - 1月12日 18時04分


私がいつかのストーリーにあげたこの本の感想をメッセージで送ってくださった方がいたので、私も自分の携帯のメモに書いていた感想をせっかくなのであげてみます。

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12/24 3:54 入力

本を好きにさせてくれた本

記憶が確かなら2019年に発売されてすぐに買った本。
当時私はまだ19歳。
読書が好きではありませんでした。
学生の頃の毎朝10分の朝読書の時間が苦手で、さらに部活で疲れていたので本を持ちながら寝ていた記憶があります。

むらさきのスカートの女は
本屋さんで見かけて、安易ながら表紙と装丁に惹かれて衝動買いをしました。
読書が好きではありませんでしたが読書が人生にプラスになるんだろうなとは思っていたので、なんとなく読み始めてみたら
スルスルと読めすぎて驚きました。
あんなに没頭して読めたのはこの本が初めてでした。
久しぶりに本屋に行ったら文庫本が出ていたので買い、2022.12/23改めて読了しました。
やっぱり面白いです。
怖い。と感想をもつ方も多いみたいですが、私はこの本を読んでいる間、ずっとワクワクする。
電車で読んでも自宅で読んでも、どんな状況でもワクワクする。
今村夏子さんの世界観を理解しようとしたところで、今村夏子さんではないから無理です。
この本の私の楽しみ方は今村夏子さんの頭を少し覗かせていただく気持ちで読む。
物語を楽しむというよりはこの本の世界に浸る方が楽しめる。
個人的な感想ですが、今村夏子さんの
むらさきのスカートの女という本に関しては
例えば、「私は」から始まるこの一文は「私」とは誰のことを言っているのだろう?むらさきのスカートの女?それとも黄色いカーディガンの女?とかを深く考えてしまえば考えてしまうほど読み進めるのが難しいのではないかと思う。

今村夏子さんの世界へとお邪魔させてもらえる切符がこの一冊。
どうしてこんな状況を思いつくんだろう。と考え始めたらもう止まらない。
別の本を読んでいても今村夏子さんならこう書くのかな?とかばかり考えてしまう。
恋をしてるような感覚に近い。
もはやしている気もする。
2019年に読んで、満足し、一度離れたが最近また夢中になって読んだので
別れてよりを戻したカップルのようだなと思います。
実際は一方的に私の片思いではあるけど(笑)

覗かせていただいたうえで感じたのは、
誰かがうまくいっている時はきっと誰かが見えないところで苦しい思いをして支えてくれているかもしれない。というのを、黄色いカーディガンの女の視点で描くことによって
苦しんでいるわけじゃないよ。あなたが好きだから勝手にやってる事なんだよ。だからあなたは好きなように生きなさい。と読む人に言ってくれている気がします。
にしても黄色いカーディガンの女がなぜそこまでむらさきのスカートの女に惹かれているのかはいつか今村夏子さんに聞いてみたいです。
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#むらさきのスカートの女


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2023/1/12

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