藤井祥子さんのインスタグラム写真 - (藤井祥子Instagram)「ストーリーでも投稿したけれど、最終日に駆け込んだ地球がまわる音を聴く展がとても良い展示内容だったのでこちらにも。仙台出身の青野文昭さんの作品が本当に凄かった(1〜4枚目) 青野さんは様々な場所で拾われた、使われなくなった、捨てられた、必要とされなくなった物をなおし、破壊と再生と修復をテーマに制作されていて、今回の展示は仙台市八木山市にある八木山橋とかつてそこに存在した越路山神社を復元したものだったのだけど、家具や人形たちから感じられる人の暮らしの気配の圧が凄くて、作品を見てるのにこちらが見られている様な感覚に鑑賞中終始ざわざわしてしまった(縮こまって歩いたよ…🚶‍♀️)。橋から続き入口に鳥居も描かれていて、怖さというか神社に感じる様な畏怖感的な気持ちも強かった。3枚目は上の方にデイダラボッチが大きく描かれているのだけど圧倒されてしまって何だかカメラを向けられなかった…。(そも神社では神聖な場所は写真撮っちゃだめだしその感覚を引き出せるの凄いなと後から思うなど) 個人的にテレビの裏側と箪笥が融合している箇所すごく見てしまったな。(4枚目) ゾーイレナードのアイウォントアプレジデント(5枚目)、詩人アイリーンマイルズ(1949)が米国大統領選に出馬した時に発表された作品のプリントで、今の時代にも感じられる憤りや悲しみを書いていて特に最後の方の文章に自分の手をギュッと握り込んでしまったよ。。今回1番長い時間展示空間に居て、凄く心に残ったのが飯山由貴さんのDVを扱った作品(6枚目)。デリケートな内容なので展示空間の写真は撮れないので頂いた配布物を。DVの加害者、被害者の方双方のインタビュー作品があってちょっと辛過ぎて怒りやら何やらで凄い顔していたかもしれない…。日本のDV支援が欧州やシンガポールなどアジア諸国のなかでもとても遅れていること、被害者の方が逃げる様に隠れて生きることを強いられがちな現状にもショックを受けました。(加害者に見つかって妨害されない為に、支援団体や支援施設がひっそりと居を構えて活動するしかなくその為被害者の方にも見つかりにくくなってしまっているetc…) 映像作品の「家父長制を食べる」も辛かったけどとても良かった。個人は社会の様相を表す存在ということを改めて強く思いました。何か雑多な文章だけれどちゃんと残そうマインドを大事にこちらにも投稿〜✏️ 最終日だったので、日曜日だし激混みを覚悟して参じたら意外とそこまで混んでなくて良かった😮‍💨！しかし李禹煥を会期中に見逃してしまいしょんぼりです。まだまだやってるかと思ってた…悔久々に森美行ったけど、賑わう冨樫義博展入口と冨樫義博カフェを横目に見ながら絶対来る…！と誓って帰りました💥 #地球のまわる音を聴く」11月9日 18時55分