河西洋介のインスタグラム(yosuke_kasai) - 7月26日 21時44分
今あるところで田んぼと畑の手伝いをしている。(勝手に)師事している方の田んぼは土と水と植物と生き物たちの楽園のようで、そして人間がコントロールできる領域があまりに少ないことが身体でわかる。そもそも水張った田んぼを歩くのもまあまあコツが要る。31歳を前にして何もかもがルーキーアゴーゴー。最高。
「げっ、虫だ。きもちわりー。」
「俺の田舎ではありふれた景色ですよ。」
色んな感想がある。
そんな俺たちをよそに彼らはひたすらに命懸けだ。捕われたスズメバチを初めて間近で見たけど、やっぱり怖かった。親のいない子ガモの群れは数日で姿を消してしまった。カナブンのカップルはいたるところでデートをしてるし、ツバメは子の食事のためせっせと飛び回る。
倫理と論理は両輪が噛み合って初めて理に適うものだと思っているけど、俺はどうも倫理に偏るフシがあって、色々学んでいこうとしている。
いつ絶滅するともしれない人類が、地球丸ごと道連れに滅んでしまったら俺たちは誰になんと言い訳するんだろう?
使えるものは使うべきだけど、綺麗に使うのが知性を持て余した人間サマの数少ない品格なのかも。
まだ何も言い切れないもどかしさがあるけど最近そんな感じです。ダニや蚊、あとまだ名前を知らない飛ぶ人たちに刺された近影に寄せて。彼らも当然本気だからかゆい。
まあ、かゆい以外はふつーに元気にやってます。
追伸
木こりのお爺さんは言う。「山で切る木とは毎日が初対面。一本勝負の連続だからこそ生きた心地がする。(大意)」
それは海沿いの「同じ波はもう来ない。逃したくない。」と同じかもしれない。
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2022/7/26