SHELLY（シェリー）のインスタグラム(shelly_official_shelly) - 6月26日 23時56分

アメリカで起きたことについて何か発信するのになかなか気持ちが落ち着かず、時間がかかりました。
子宮を持つ人にとって中絶は権利ではないという、耳を疑う結論が出ました。
この決定は中絶を無くすものではなく、安全な中絶にたどり着けなくするものです。違法となってしまう地域に住んでる人はお金や権力がないと仕事や学校を休んでまで中絶をしにいけません。そうなると近場で安く済まそうと、危険な方法で中絶をしようとします。これは歴史を振り返れば明確にわかる事です。必要な人は何としてでも、どんな方法でも中絶に挑みます。
この決定は沢山の死をもたらす事になります。安全で安心、なおかつ安価で手の届く中絶は子宮のある人にとって人権であり、守られないといけないものです。日本でも未だに時代遅れと言われる方法でしか人工妊娠中絶が認められてません。それも、パートナーの同意がないとできません。
意図せぬ妊娠を絶対に予防する方法はありません。確実な避妊方法はありません。セックスをしなくても、レイプされる可能性があります。
今回の恐ろしい出来事を決して遠いアメリカで起きてる他人事と思わず、日本でもこんな事が起きる可能性があると思って真剣に向き合ってほしいです。
アメリカでは過半数が特別な状況じゃなくても中絶の権利に賛成してると出てます。今回の判決はアメリカの国民の意見の反映ではないです。
投票によって権力を手に入れた人々によって決まった事です。
いかに投票が大切か。自分の意思表示が大切か。今回の出来事でわかると思います。
こんな事が日本で起きないためにも。当たり前と思ってる権利をある日突然奪われないためにも、ぜひ投票権のある方は投票してください。

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