VICE Japanのインスタグラム(vicejapan) - 5月27日 10時04分


ごみの〈島〉で海洋生物が繁殖していることが明らかに


プラスチックごみに生息するオキナガレガニなどの海洋生物は、侵略的外来種を広める恐れがある、と科学者たちは警鐘を鳴らす。

海に存在するプラスチックごみが特定の生物の進化を助長し、他の種を脅かす可能性があることが、最新の研究で明らかになった。

2021年12月発刊の学術誌『Nature Communications』に掲載された記事によると、〈新外洋〉生物群、つまり海洋プラスチックごみで繁殖する生物の出現が確認された。

スミソニアン環境研究センター(Smithsonian Environmental Research Center)とウィリアムズ大学、その他の海洋研究機関が共同で行なったこの研究は、海洋生物がいかにプラスチック、種子、海藻などの浮遊ゴミに付着して海岸沿いを移動しているのか、ということの現時点での理解を前提にしている。このプロセスは〈海洋ラフティング 〉と呼ばれ、様々な研究が進んでいるが、あくまでも一時的なプロセスと想定され、過去の研究は、ゴミ上での持続的な生息ではなく沿岸生物の一時的な移動に焦点を当てていた。


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2022/5/27

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