土屋太鳳のインスタグラム(taotsuchiya_official) - 2月25日 23時37分

映画「 #大怪獣のあとしまつ 」では
どうにもならないほど大きく横たわるものが
「怪獣」だけれど、
実際に考えてみたら自分たちの生活にも
どうしようもないほど大きな何かが
横たわってしまうことは
よくあることなのかなと思います。
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その大きな何かは
会ったこともない人たちが
いつの間にか決めた仕組みだったり
入り込む余地のない人間関係だったり
太刀打ちできないパワーバランスだったり
命に関することだったり…
そういったことに飲み込まれないようにするには
どうしたらいいか、
ユキノを演じながら
ずっと考えていました。
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コロナ禍という大きなものが
世界を覆うように横たわってから
約2年が経とうとしてるけれど、
その前から続く震災や災害の影響が
どこかに消えたのかと言えば
絶対にそうではなくて、
会いたい人に会えない
帰りたいところに帰れない
そういう声が消えたわけでもないと思います。
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そして今は
スマホに自分の生活の全てが詰まってる
といってもいいほど
誰にとっても近い存在になってるけれど、
その画面に流れてくる情報や画像が
全部真実というわけではなくて、
でも一方で
そのネットワークがあるからこそ
伝わってくる事実もあって、
本当に難しくて
複雑な時代だなとも思います。
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歴史の教科書の記憶をたどると
どんな時代にも大変なことは起きているので
それが「現実」なのかもしれません。
でも、
過去に起きたことを繰り返してはならないと
強く願うことは
とても大事なことだと思います。
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命に関するテーマを演じる時は
その時々でいろいろなことを覚悟しますが、
現実の中で何かが起きた時は
その覚悟が届きようがない
とてつもない厳しさを痛感します。
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今日テレビで、
早く全てが終わってほしい と
泣いている女の子の姿を見ました。
同じ空が続いているはずなのに
その女の子が住む場所は
私が見上げている空とは全く違う空に
覆われているのだと思います。

上手くまとまらないけれど…
心から、安全を願っています。

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