井手上漠のインスタグラム(baaaakuuuu) - 12月31日 21時48分

2021

私は今年、18にして地元島根県隠岐島を離れ東京に上京してきました。
私の地元は24時間開いているお店はありませんし、街灯も少なく田んぼが森と海に囲まれてるそんな島です。
上京してきた私にはなにもかもが初めてで新鮮でした。24時間開いてるお店はあふれていて、キラキラした街灯はまったくねむりません。初めてのファミレス、初めてのチェーン店を経験しました。初めてのラーメンも橋本環奈さんが連れていってくれました。（最高に幸せだった初ラーメン笑
全てが初めてで新鮮な毎日にわくわくしながら充実を感じているどこかに島への恋しさがあり寂しさを感じる時期もありました。
愛に溢れた島が私は今でもずっと大好きです。

お仕事でも飛躍した年でした。
フォトエッセイの出版やレギュラー番組、レギュラー冠ラジオ、初めてのお芝居、挑戦したことがたくさんありました。
抱えるものはどれも大きく、プレッシャーを感じる時もありましたが、私にその大きな成長の場を与えてくれたみなさんに本当に感謝しています。

私が芸能界にいる理由、それは私だから与えられる希望があるとおもっているからです。綺麗事を言っていますが本当に心からそう思っています。
私は18年間、性別のことで悩み苦しみ戦ってきました。本当は、苦しむ人がいるなんておかしいことです。性別なんて本当はどうでもよくて、悩みもがくことではない。そんな世の中になってほしい。そのためには人が変わる必要があります。
私はただ、笑い、楽しく生きている姿を魅せる、それだけにでも意味があると思っています。どこか強がっている部分はないと言われれば嘘かもしれませんが、みんな強がって生きていると思うんです。でもそれでいいんだとおもいます。ただ隠れて好きを押し殺してまで不幸せな方に行くのは間違っていると私は断言できます。
らしさって何？とよくきかれます。私が思うらしさは好きを大事にしていることだとおもいます。好きなことをしている姿は誰にも敵わないほど輝き放つことができます。そんな人で溢れた世界を実現することが私が死ぬまでの人生目標ですから、もしも苦しみ悩んでいる人がいるのなら、私をみてください。私が愛と勇気をアンパンマンみたくあたえます！✌︎☺︎
どんな人もこの世に生まれたからには幸せになる人権があります。みんなが認め合って調和し合って尊重し合って和になっていられる世界を願って私は2022も輝き放ちます。
私が強くいられる理由である、いつも応援してくれているファンの皆様、島の皆様、お母さん、大きな愛を込めて。本当にありがとうございます。
そして来年もどうぞ井手上漠をよろしくお願いします。

よいお年をお迎えください、幸あれ。

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