松岡広大さんのインスタグラム写真 - (松岡広大Instagram)「ディズニーミュージカル「ニュージーズ」大阪にて大千穐楽を迎え、無事終演致しました。東京、大阪と多くの方にご来場頂きました。単純明快な物語(アメリカの価値観ぎっちり・ジョークは点在。→これ普通に聞いてても多くの日本人は馴染みないので?があったと思います。僕もそうでした。個人的な資料と本国の上演台本を見比べました、この時間が面白かった、こう訳したんだーとか、まだそこは改善の余地大いにアリ）、随分前からサブスクリプションで聴けますから、事前に盛り上がることも可能です。ディズニーだからポップに演じようなんて無かった。軽やかさは勿論ありますが、時代の人間を生きることをモットーにしていた。行き過ぎな資本主義への抵抗、障碍がありつつ生きて行く彼の内面が表現ではなく滲み出ればと思った。そしてある一つの理念である、「想像の余地、充分な余白を残す」その上で観て貰いたいなと思っていた。考えませんか？と。これだけ人気の作品があってある程度認知されている作品では、十人十色とはいえ一つの考え方になっていくのかなと感じていて、ある種のパブリックイメージが固着するかなと思うのですが、それってどうだろう？っていう実験です。質感が違うと思われるのは良き反応でした。ミュージカルだから、俳優はこうあるべき、見やすくするべき、理解されやすいように… そうなのか? 個人的にはそれをずっと考えてた作品でした。というか、ミュージカルってなんでしょうね。まだ100年ちょっとくらいの歴史ですから。今後も考えるでしょうね。何故？を悩み続ける人生でしょうね。ま、がらっと話は変わりまして。金言がありまして、稽古場でのオーケストラの皆様との初合わせの日、生オーケストラ初の私は指揮の塩ちゃん先生に色々と相談兼雑談中に「日本の俳優の多くは、音を学ぶ“音学“だ。僕らは音を“楽“しまなければならない」というのが、ちょっと沁みました。ミュージカルへの個人的な緊張が解放されました。雑に切り上げますがそんなことがあった、上記のことを胸中に抱えたニュージーズでした。また別の作品で、劇場で、お会いしましょう。ご縁がありますように。有難う御座いました。」11月17日 18時25分