徳永有美のインスタグラム(yumi_tokunaga.official) - 6月9日 12時15分

昨日の朝日新聞の一面に、おととし91歳で亡くなった作家 田辺聖子さんが終戦前後に書かれた日記が見つかったと報じられていた。今朝の社会面にも載っている。日記は17歳の頃から書き始められて、紙面にはほんの少しだけ日記が紹介されている。文章は限りなく瑞々しく感性豊かで独特の言葉選びから愛らしさと強さが滲み出ている。当たり前だが田辺聖子はこの頃から完全に田辺聖子だ。私の大好きな彼女の世界がこの頃から確立していたんだなとしびれた。戦中戦後という苦しい時代だからこそ、その原石がむき出しで輝いているのかもしれないとも思う。早く読みたい。日記の詳細は文藝春秋七月号に掲載されるとのこと。まだ見ぬ彼女の言葉に触れられるのかと思うと胸が躍る。

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