橋本志穂さんのインスタグラム写真 - (橋本志穂Instagram)「今日の2時半から葬儀ヌーイを荼毘に付す前に最後の夜をいつもみたいに川の字になって寝ました。そしていつものようにヌーイに顔をくっつけるといつものような感触のままでいつものような幸せに包まれました。何が違うんだろう。ここに居るのになんで居ないんだろう。明日もまた4時に起こしてくれないかなぁ、、、ここ数ヶ月はオシッコとお水飲ませるのとで、寝ていても夜中に何度も起こしていました。そしてここ1週間は、私が起こさなくても、 4時過ぎると体調が悪くなって私を起こしていました。目が覚めたら今日は7時でした。ヌーイは起こしてくれなかったー。午後にはこの体とお別れするんだと思うと、早くリビングに連れて行きずっと話しかけていたい気持ちでしたが夫が目覚めた時も隣にヌーイがいたら喜ぶだろうなとそーっと寝室を出ました。ヌーイはこれまで本当に寝坊助でした。私が起きても夫が寝ているといつまでも寝ています。だけど、ゴルフや仕事などで私が早起きして出かけようという時は察知してベッドから飛び降りようとするのです。危ないし、起きてくると時間外にご飯催促されるしお散歩も連れて行かねばならなくなるので遅刻する！なのでいつも、そーーーーっと足音も立てずドアの開閉音にも気を使い寝室を出る癖がついていて、、今朝も忍足でドアに近づきながら「そっか、ヌーイは起きないんだ」と虚しくなりました。私にとっては凄く高く感じたセーターしまむらではなくバーニーズニューヨークで買いました。黒いセーターはヌーイの抜け毛が付いたら目立つし爪でひっかいて糸がほつれたら嫌だから買うだけ買っても殆ど着たことがありません今朝は空も泣いていて寒い東京喪服に着替えるのにはまだ早いし、ヌーイがいた頃にできなかった格好をしてみました。点滴治療に通い始めてからはなるべくヌーイの脳に刺激的な色の服は選びませんでした。かと言って暗い色の服は気持ちが下がるのでトーンは抑えてそして、ヌーイがドッグランで遊んだことを思い出すようドッグランで着たことがある服を選んでいました。今日からはお出かけしない時も自由にちょっとおしゃれを楽しんだりできる。足音に気をつけたり足元にヌーイが寝てるかもとそっと動いたりそんなことも必要ない。自由に振る舞えるけどその自由が胸を締め付ける。寂しい朝を一人静かに過ごしています皆さんからのあたたかいコメント、読んだら嬉しくてありがたくて。でも、泣いちゃって先に進めない。もうすこし、時間を置いて心の雨が止んだら拝読させていただきますね。」5月13日 8時48分