瀬戸内寂聴さんのインスタグラム写真 - (瀬戸内寂聴Instagram)「東日本大震災がおきてから10年が経ちました。 私はその報道を聞くなり被災地に行き、小学校でこどもたちに話をしたり、被災されている方々を見舞いました。  TVや新聞で見るのと、実際自分の眼で見るのは違います。現地の被災者の方と直接話して、被災の現実のすさまじさの心を冷やしました。  歳月が10年経っても、失ったもの、奪われたものは返ってきません。 たくさんの人が被災して亡くなっています。その人たちは返ってきません。  岩手県陸前高田市にある一本松に抱きついて泣いている少年がいました。 きっと同じような人がたくさんいるのでしょう。  10年経ってもそこの被災者の人たちは当時の被災をなまなましく背負っているのです。  人間は自分が経験しないことはわかりません。 実際、震災を経験していなければ、家族に死なれた悲しみや、苦しみを想像しても実感がおきません。  だからこそ、TVでそのときの現実、状態を流して、目に入る機会を増やしてほしいです。 単なる他者の被災の実情を知るだけでなく、被災者の苦しみや、悩みを少しでも自分の身に引き寄せて実感したいものです。   自分の身には幸い起こっていないことでも、明日自分の身に起こるかもしれない。  戦争は人間が起こすから防げるけれど、自然災害は人間の力では防ぎきれない。  災害にあうと今の幸せは一瞬で消える、人間の幸せなど実にはかないものです。  そのために、いざ災害が起きても自分を守れるように日頃から、久の方法を身につけておくべきです。」3月12日 12時08分 - jakucho_setouchi

瀬戸内寂聴のインスタグラム(jakucho_setouchi) - 3月12日 12時08分


東日本大震災がおきてから10年が経ちました。
私はその報道を聞くなり被災地に行き、小学校でこどもたちに話をしたり、被災されている方々を見舞いました。

TVや新聞で見るのと、実際自分の眼で見るのは違います。現地の被災者の方と直接話して、被災の現実のすさまじさの心を冷やしました。

歳月が10年経っても、失ったもの、奪われたものは返ってきません。
たくさんの人が被災して亡くなっています。その人たちは返ってきません。

岩手県陸前高田市にある一本松に抱きついて泣いている少年がいました。
きっと同じような人がたくさんいるのでしょう。

10年経ってもそこの被災者の人たちは当時の被災をなまなましく背負っているのです。

人間は自分が経験しないことはわかりません。
実際、震災を経験していなければ、家族に死なれた悲しみや、苦しみを想像しても実感がおきません。

だからこそ、TVでそのときの現実、状態を流して、目に入る機会を増やしてほしいです。
単なる他者の被災の実情を知るだけでなく、被災者の苦しみや、悩みを少しでも自分の身に引き寄せて実感したいものです。

自分の身には幸い起こっていないことでも、明日自分の身に起こるかもしれない。

戦争は人間が起こすから防げるけれど、自然災害は人間の力では防ぎきれない。

災害にあうと今の幸せは一瞬で消える、人間の幸せなど実にはかないものです。

そのために、いざ災害が起きても自分を守れるように日頃から、久の方法を身につけておくべきです。


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2021/3/12

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