薄井しお里さんのインスタグラム写真 - (薄井しお里Instagram)「妄想官能小説② ①からどうぞご覧ください。 ↓ ↓ 次の日、僕はまた同じ時間にベランダに出た。しかし、黒髪の女性はいなかった。 昨日、彼女は確かに微笑んでくれた。 それなのに、僕は着替えを覗いてしまったことで、恥ずかしい気持ちでいっぱいだった。反面、心のどこかで湧き出た、「見たい」気持ち。抑えながら見つめたその先で、彼女は微笑みながら首を傾げてくれた。 僕の心は申し訳ない気持ちで溢れていた。と同時に、「もしかしたら」なんて淡い期待が滲み出る。 「カレーを作りすぎちゃって」とか、 「あなた昨日のぞいてたでしょ!変態!」とか、はたまた 「今週は主人が出張で…」なんて、あるはずのない事ばかり浮かぶ。 ・ その時「ピーンポーン」 我が家のベルがなった。 僕の胸はここ1番の高鳴り。 まさかと思い、ガチャリとドアノブを捻るとただの宅急便だった。 意味のない絶望を味わいながら洗濯物の続きを取り込もうとベランダに戻った。するとかすかに黒髪の女性の気配を感じた。 彼女は、昨日と同じベランダの椅子に座っていた。 風が強く吹いた。彼女の黒い髪がなびくと、花の香りがした。距離からして絶対にあり得ないのだが確かにそこに花の香りを感じた。 また、目があった。 彼女は、笑ってくれた。 僕の心の中には、意味のない妄想や絶望や虚無感が今日も広がる。そこに事実は何もない。僕はただその中を泳ぎ続けている。 ただ、そこに彼女が笑ってくれているだけで、僕の今日1日は昨日よりも、一昨日よりも輝いて見える。 彼女の笑顔だけが、事実。ただそれだけが、事実。 明日もいつも通り、洗濯物を干すつもりだ。 【いつも通り】完結 #タモリ倶楽部 #官能小説 #序章 #官能シーンカット #一番大事なところ」3月9日 15時10分 - shiori.uuu

薄井しお里のインスタグラム(shiori.uuu) - 3月9日 15時10分


妄想官能小説②
①からどうぞご覧ください。


次の日、僕はまた同じ時間にベランダに出た。しかし、黒髪の女性はいなかった。
昨日、彼女は確かに微笑んでくれた。
それなのに、僕は着替えを覗いてしまったことで、恥ずかしい気持ちでいっぱいだった。反面、心のどこかで湧き出た、「見たい」気持ち。抑えながら見つめたその先で、彼女は微笑みながら首を傾げてくれた。
僕の心は申し訳ない気持ちで溢れていた。と同時に、「もしかしたら」なんて淡い期待が滲み出る。
「カレーを作りすぎちゃって」とか、
「あなた昨日のぞいてたでしょ!変態!」とか、はたまた
「今週は主人が出張で…」なんて、あるはずのない事ばかり浮かぶ。

その時「ピーンポーン」
我が家のベルがなった。
僕の胸はここ1番の高鳴り。
まさかと思い、ガチャリとドアノブを捻るとただの宅急便だった。
意味のない絶望を味わいながら洗濯物の続きを取り込もうとベランダに戻った。するとかすかに黒髪の女性の気配を感じた。
彼女は、昨日と同じベランダの椅子に座っていた。
風が強く吹いた。彼女の黒い髪がなびくと、花の香りがした。距離からして絶対にあり得ないのだが確かにそこに花の香りを感じた。
また、目があった。
彼女は、笑ってくれた。
僕の心の中には、意味のない妄想や絶望や虚無感が今日も広がる。そこに事実は何もない。僕はただその中を泳ぎ続けている。
ただ、そこに彼女が笑ってくれているだけで、僕の今日1日は昨日よりも、一昨日よりも輝いて見える。
彼女の笑顔だけが、事実。ただそれだけが、事実。
明日もいつも通り、洗濯物を干すつもりだ。
【いつも通り】完結
#タモリ倶楽部 #官能小説 #序章 #官能シーンカット #一番大事なところ


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2021/3/9

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