森千波のインスタグラム(1000wave) - 2月28日 08時24分
#Repost by @ghettoboy
#Photo by @森千波
2021年2月11日の23時頃に
妻のおばあちゃんが98歳で天国へ旅立ちました。
コロナ禍の中で、多くの親族に見守られながら旅立てたことは、とても幸せだったんじゃないかと思います。
亡くなってからの数日
世の中は何一つ変わっていないのに、別の世界に連れてこられたような、そんな日々を過ごしてます。
暮らしの全てがおばあちゃんとの思い出だらけの我が家は、まさに「おばあちゃんロス」そのものです。
僕がこんな状態なら、妻はもっと辛いだろうな…そう思うと感情が堪えきれません。
おばあちゃんとの最後の会話は亡くなった日の夕方です。
妻から電話でおばあちゃんが「もう頑張りたくない」と言ってると聞き、すぐに駆けつけ、数分間おばあちゃんの手を夫婦で握りしめながら堪えきれない気持ちをどう理解すればいいかを自問自答してる時、おばあちゃんが急に目を開け苦しそうな声で「あ…たち、お茶飲…み…?」と言いました。
僕はその言葉にビックリし、笑いながら「こんな苦しいときに、僕らに気を使わなくていいですよ〜」と言うと、ニコッと笑ってくれました。それが最後の笑顔で最後の会話でした。
あの瞬間を3人で過ごせたことは僕ら夫婦にとって一生の宝になりました。
もしかしたら「もう頑張りたくない」と言ったのは、みんなが必死になって看病するのを見て「あんた達の気持ちは十分伝わったから、もうおばあちゃんのために頑張らなくていいよ」ってことだったんじゃないか…そんな最後まで心遣いのある素敵なおばあちゃんでした。
亡くなってから、色んな人に「十分長生きした」とか、「大往生だ」とか言われました。生まれてきたら、いつか果てることは理解してるつもりです。
それでも、おばあちゃんにはまだまだ長生きして欲しかったし、妻ともっともっと楽しい思い出を作って欲しかったと今でもそう思ってます。
でも、もうおばあちゃんは居ません。
辛いですが、理解するしかありません。
この6年間、妻の作品のモデルをして残してくれた功績は、おばあちゃんから妻への感謝の気持ち、財産のようなそんな風に思えます。
妻の作品のモデルとしておばあちゃんを越える存在は現れないかもしれませんが、おばあちゃんに託された妻の新しい世界をこれからも支えて行きたいと思います。
まだまだ、おばあちゃんロスは続きそうですが、心の中にいるおばあちゃんと共に少しづつ前に進んで行きます。
今まで、妻とおばあちゃんの作り上げた世界を見ていただき、本当にありがとうございました。
#感謝
#おばあちゃんはファッションモデル
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2021/2/28