小池花瑠奈のインスタグラム(natsu_matsumiya) - 2月21日 20時49分

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【ナマケモノの生態を知って】

ナマケモノは一日中木の上で、ほとんど動かず生活する。
敵に襲われるリスクを避けるため基本的に地上には降りず、
降りる時は週に一度くらいの排泄時のみだというのだ。

この時点で私の胸が高鳴るのを感じた。
私の描きたいと思うテーマと
ナマケモノの生態がリンクしていくのを感じたからだ。

そしてナマケモノは「ナマケモノ蛾」という蛾と、密接な関係にある。
木の上から排泄すれば良いものを、何故ナマケモノ達は
わざわざ地上に降りて排泄するのか。
その理由は、ナマケモノと「ナマケモノ蛾」との
深い“相利共生”にあった。

ナマケモノの毛は、「ナマケモノ蛾」の棲み家となっている。
「ナマケモノ蛾」は地上に排泄したナマケモノの糞に
卵を産み付け、幼虫はナマケモノの糞を食べて成長する。

そして成虫になった蛾は、ナマケモノの毛の中に入り込み
生活し、交尾もナマケモノの毛の中で 行う。
また、蛾が運んで来た窒素がナマケモノの毛に付着し
そこから藻が生育される。

その毛に生えた藻が、ナマケモノにとっての木の上の生活を続ける上での貴重な食料となるのだ。

ナマケモノは「ナマケモノ蛾」に
卵の産み場と、幼虫の餌と、成虫の棲み家を提供することにより、
「ナマケモノ蛾」が運んできた窒素によって
毛に成長した藻を餌資源として得ることができる。

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