吉家章人さんのインスタグラム写真 - (吉家章人Instagram)「ワンカットなので編集点を探してしまう。1948年公開だからその前に制作されててこの技術は凄い。編集点が分からないよう舞台のように演じている。演技の段取りがありながらカメラワークに合わせて演じている。リハーサルを何度もやったと思うし、途中のNGで何テイクか撮っていると思う。リハに何日、撮影に何にもかかったのだろうか。私も「Tokyoノアール」という映画でワンカットシーンを撮影した経験がある。こういう時は、捨てる演技（開き直って演じる）が必要。段取りと伝わってしまうと観客の心は掴めない。ベテラン俳優は緊張しないのか。セドリックハードウィックやコンスタンスコリアーたちはとても自然な演技。ワンカットの描き方は俳優だけでなく、カメラマンも同じく段取りに囚われず今目の前で起きている俳優を撮った方がいいのかもしれない。ストーリーをリアルタイム進行で描く作品の先駆けか。ちょっと皮肉になってしまうけど、今の日本人の演技を観ているように感じてしまった。段取り寄りの演技。となると日本人の演技は約七十年遅れてる部分があるのは否めない。しかしロープが進んでいたといってもいいが。実際の事件を元にしているストーリーというのもあるのか、リアルタイム進行で描くからか、観ていてハラハラする。チェストが映の中に映ると緊張感が高まる。ヒッチコックって凄い！ヒッチコックの要望に応える俳優もカメラマンをはじめとしたスタッフも凄い！現代でもこれをやるのは難しい。三谷幸喜さんの大空港はこの作品の影響を受けたのかな。 #ロープ #アルフレッドヒッチコック #ジェームズスチュアート #ジョンドール #ファーリーグレンジャー #セドリックハードウィック #コンスタンスコリアー」2月15日 17時48分